だらだら英雄伝説6してました。
どんなのかっていうと>http://www.falcom.co.jp/ed6/こんなのです。
ファルコムゲーは結構縁がある部類で、Ys1~4と英伝1、2あたりまではやってる口なのですが、最近はご無沙汰だったりします。
もっとも作品関連は良く知らないのですが、1と2が続き物で3~5が続き物、6から新シリーズみたいな感じの模様です。
ちょこっとやって、記憶にある1、2とまず感じる違和感が曲。
かなりノリノリ系の曲が多かったと記憶しているのですが、6は静かなほっとする曲ばっかなのがちょっと残念でした。
当時とは時代も違いますし、音数増えるとオーケストラ系の曲のほうが映えるのかもしれませんけど、打ち込みくさいハイテンションな曲も味としては好きなんですがどうなんでしょう。
操作関係に関しては結構快適にマウス(要スクロール)のみで出来ます。
現にほぼ、XGのスキル上げの最中だけ横ウインドウでだらだらやってクリアできるくらいでしたし。
最近では一般的になった2Dに奥行きつけたような見下ろし3Dマップで、建物の中とか以外はぐるぐる回すことが出来ます。
ワイルドアームズみたいなヤツですね。
戦闘周りはリアルタイム形式で、スピードの速いキャラから何度も順番が周ってきます。
すばやさマニアにはうれしいタイプでしょうが、パワー馬鹿好きや即時詠唱ではないため魔法好きにはちょっと困ったシステムです。
加えてバトルフィールド概念があって、近接攻撃は敵に隣接していないとアクションすることが出来ません。
移動範囲内なら移動しながら攻撃も可能なので、それほど問題になってくることはないんですが、パワー馬鹿だと移動力も少なめに設定されているため、殴りたい相手に届かなかったりとかあったりします。
また、攻撃範囲が点と円のものに分かれていて、円タイプの必殺技(TP技?)もちや武器のキャラはかなり凶悪なことになってます。
まあ、かなり良く考えられてあって要素的には既存のコマンド入力RPGの要素はほぼ全部ごった煮されているのではないでしょうか。
で、先ほど必殺技と書きましたが、これはワイルドアームズのスキルに近く戦闘中にアクションするかダメージを食らう、一部の食事を食べる等で蓄積されていくポイントで使用することが可能になるスキルなんです。
この中にある程度ポイントが溜まったときのみ使えるSクラフトと呼ばれる戦闘中常時任意に発動可能な特殊必殺技がありまして、これが超強い上順番割り込み可能なせいか要所での戦闘バランスは全体的にやや強めです。
っていうか、そうしないと全部Sクラフトで押し切れてしまうためしょうがないとは思うのですが、ほぼ店で売ってる装備は全部購入しある程度レベル上げをしていかないとザコにも苦戦する上、後半にいくと宝箱に設置されてる敵に勝てないとかいう世界になります。
逃亡は100%成功するためレベル上げ以外の敵は全部逃げまくった私は、3章あたりの黒服>某ペンギンでけちょけちょにされ偉い目にあいました。
シナリオ重視のため後半に行くほどどんどん自由度がなくなっていくため、フルメンバー揃ってるタイミングでしっかりレベルを上げて依頼をこなしていくのがお勧めのようです。
ちなみにザコは背後から敵に接触すると必ず先制攻撃できるためレベル上げは楽です。
進行システムに関してはほぼ100%お使いげーです。
FFというよりは元祖ファルコムRPGがそのまま3Dになっただけという感じで、基本的にギルドからの依頼どおりにあっちこっち走り回ることになります。
この枷はある程度マイナスだとは思うのですが、メイン以外に依頼されている任意のサブクエストも一応存在します。
だだ、この世界のお金はモンスターを倒してもえることが出来ず、基本的にほぼ全てギルドの依頼をこなして得ることになるため、前述の通り装備更新のためにほぼ必須になってしまうんですね。
自由度はほぼないと言っていいです。
ただRPGのシステム的にはメインクエのみを進めませていくのではなくて、フィールドや町モンスなんかでじっくり遊ばせる手法としては、このギルドシステムはツボを付いているとは思います。
あちこち悩ませながら走り回らせる理由付けってなかなか難しいですしね。。
なおFF11みたいなクエトリガー手法の場合、うちみたいなめんどくさがりユーザーは、メインの進行に影響しない限り、まずクエに遭遇する前に一切素通りします。
逆にメインに絡めてしまうと、詰まってしまった場合そのままメインの進行も止まってしまうのでストレスになりますし。
コンシューマーは解ければおっけーですしねえ。
RPGに関しての記憶の残り方としては、どれだけ悩みながら歩かされたかにかかると思うのでさすがRPGの老舗です。
ストーリーに関しては賛否両論だと思いますが、私は許容で。
続編ありだとか最初から聞いていたので、やったらと思わせぶりな黒髪君が最後なんかやってくれるんだろうなとは予想内でしたし。
各章の話も王女がらみがちょっと寸足らずの印象を受けましたけれど、王道踏襲なのが多くRPGとしては良かったと思います。
あえて粗探しをするとすれば、せっかく本格RPGなんだからもう少しボリュームがあっても良かったのではないでしょうか。
開発環境が違うと思うので一概には言えませんが、主観ではPSで発売されているRPGの平均の半分程度のボリュームしかないと思います。
ワイルドアームズ、FFレベルになると30%くらいでしょうか。
ストーリーが明確な一本道であること、ストレスのないレベル上げのできること、移動速度の速いことは利点だとは思いますが、いくらなんでもラスダン4層とかは老舗の名前が泣くと思います。
続編と全部纏めて評価してくれってことなら解りますが、あくまで1本のRPGとしてはちょっと喰いたりない感じがしました。
あとはオフィシャルのイメージ画像のエステル(ヒロイン)が、ゲーム画面のエステルを裏切りすぎてると思います。(笑)
それからティータにもっと出番をください。(帰れ
kuroneko
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