1985年に発売され、日本のPCゲーム史上最もヒットした伝説のアクションRPG『ザナドゥ』。その『ザナドゥ』シリーズ最新作が20年の時を経て遂に登場
……だそうです。
ちなみに史上最もだそうですが、私はやったことありません。
まあ、出た頃パソコン持ってなかったですからね。
Ysあたりなら、まあ頷いておいても良いんですが。
まあネクストらしいので、いつもどおりちょっとだけやって見ました。
やってる方には解るように書きますと、なんちゃら山に入る直前までプレイしてます。
起動するとだらだらバックストーリーみたいなのが流れます。
とりあえず前作の内容は一切知らないんですが、ドラゴンスレイヤーで2度の危機を乗り越えた国ってあるのに、今は廃墟ってコトは3度目の危機で滅んじゃったってことでしょうか。
この1度か2度目が前作のお話なのかもしれません。
画面構成的には、Ysのフェルガナの画面構成にまんまグラフィックを乗せ変えたような感じのアクションRPG。
ただリアルタッチのグラフィックと等身多めのキャラで、かなりシリアスな感じを受けます。
英伝6やYsみたいにキャラクタを押し出したウリではない様子。
音楽もいわゆるファルコム!って感じのノリノリのものではなく、かなり静かな感じです。
まあこの時点で、うちがいわゆるファルコムゲーとして期待する辺りがほぼ消滅してるわけですが。
システムは通常攻撃と魔法、スキルありの3DアクションRPG。
とりあえず初期ではジャンプやダッシュはない模様。
特筆すべき点としては、今回はコンシューマ移植する気がないのかパットに対応してません。
基本的にマウス操作(とEscキー)のみでゲームを進めることができます。
ちょっとプレイした感じ的には、DIAII+ゼルダ÷2。
つぼや鶏投げたりはできないんですが、箱押したり草刈ったりはできます。
戦闘も基本は攻撃にマウス連打しつつポットで回復するタイプ。
昔PSでベイグランドストーリーとか言う微妙なアクションRPGがあったんですが、個人的には受ける印象があれそっくりでした。
ストーリーはあまりなさそうな感じ。
一応メインの二人の生い立ちくらいが簡単に説明されますが、後はザナドゥと言う舞台の古代都市の伝承ばっかり説明されます。
主人公の思いつきででかけた探索で、なんか謎が進展しちゃっての繰り返しの様子。
主人公喋りませんし。
もっとも、開始30分くらいで、いきなり仮面ライダーもびっくりの悲惨な展開を遂げちゃったりしますが。
音楽は前述のとおり、あまり印象に残らない静かで裏でひっそりなってる感じ。
ただメロディラインをどっかで聞いたものがあったので、過去のファルコムサントラで前作が入っててそれのアレンジが使われているのかもしれません。
まあシステム的に全武器に熟練度が設定されていたり、レベルダウンが出来たりと、Ysや英伝と違ってかなり長く遊ばせる辺りを想定しているっぽいのでこれくらいが丁度いいのかもしれません。
ARPGはSEもプレイヤーの情報になるので、ハードになればなるほどうるさいとじゃまになるんですよね。
総論すると、いまどきではかなりハードなARPG。
コンシューマーだと多分このハードルはアウトだとも思います。
まず装備品にかなり細かく装備条件が設けてあり、ステ振り一個間違えると装備できなかったりしてきます。
そのくせ装備品の効果がかなり高く、一個装備できなかっただけでかなり難易度変わってくると思います。
また、2つ目辺りのダンジョンから、いきなりもうかなり手加減ナシの広さと敵の強さだったりとかします。
NPCが少ないせいか、次の目的に関する情報とかも非常に漠然としたものしか与えられず、基本的になにも言われなくてもぶつかったダンジョンはハジからハジまで勝手に歩かないとあとでハマるような感触が。
そのくせ、マップ覚え切れないほど広かったり、アイテム入手で以前のダンジョンにいけるところが増えたりするのでどんどんエラいことになると思います。
話やゲーム展開、曲アレンジは、初代プレイヤーさんにうれしい感じになっているそうなのでその辺の方は是非是非って感じなのかと。
それ以外はワリと操作のシビアで、謎解きも硬派なARPGを探してる人くらいにしかオススメできないかもしれません。
なお先ほどマウスで全部できると書きましたが、ゲームが進んでくるとおそらくは、F1~F4と数字キーあたりに合わせてのマウス操作が出来ないと駄目になってくるんじゃないでしょうか。
序盤でこのムズさだと、私の腕では正直先が思いやられます。
kuroneko
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