1週目ファクト編ノーマルクリア。
1プレイ約8時間くらいだと思います。
簡単に感想行きます。
今回はオリジンと言うだけあって、Ys1の700年前くらいの話です。
Ys1,2プレイヤー向けに書くと、Ysが浮上したほぼ直後くらいの時系列のようです。
当然年齢関係なさそうな女神2人と某キャラだけはでますが、後は総入れ替え。
一応Ysの話なので各神官の系譜に乗ってる人たちがごろごろ出ますし、メインの舞台はあのダームの塔。
所で良く今回は主人公がアドルじゃない事が特徴にされていますが、今回演出面でもう一つ大きな変更が入っているような気がします。
それは主人公がしゃべると言う事。
今までのシリーズでアドルは完全に無言のドラクエスタイルだった為、かなり大きく雰囲気が変わったように感じました。
都合で音声が入らないのでコンシューマー版とかで喋るようになるなら、それ待ちでも良いかもしれません。
システム的にはほぼまんまフェルガナ。
多少プレイしていて爽快感はあがったような気がしますが、どっか変わった?っていわれると首をかしげるレベルでしょうか。
難易度はノーマルでもフェルガナに比べれば死にまくりと言う事はなかったのですが、おそらくキャラ差が大きいんだと思います。
ファクトに関しては遠隔連打できる上に、序盤からバリアありなのでいたせりつくせりでした。
サウンド面に関しては、Ysシリーズにしては今回はあまり激しくないのが多いかもしれません。
またOPのメロディの曲が何曲かと、過去のYsのCDのメロディラインからほぼそのまま持ってきてる曲も何曲かあり、それらを除くとほとんど印象に残るのがないのでやや寂しい感じがしました。
ストーリーに関しては、まあこんなものかなと言う感じでした。
Ys1へ繋がるエピソードはいくつか見かけましたが、いずれもファン必見と言うレベルではないと思います。
ただ捜索隊で12人も居るのに主人公で選んだキャラ以外が、激しく居るだけなのが引っかかりました。
キャラの掛け合いをさせる為にはある程度主人公ごとの関係キャラが必要なのはわかりますが、あそこまで実力者っぽい人たちがほぼ居るだけなのはどうにかならなかったのでしょうか。
超無能に見えるんですが・・・。
全体を通してみると、近年まれに見る物凄いやっつけ作業ゲー。
ダームの塔内のギミックは1を踏襲してたりする辺りはまだ1のファンがうれしいかもしれませんが、曲までアレンジで流用されているのが多いのは完全新作としてはどうなんでしょうか。
操作系のシステムもほぼ完全にフェルガナからの流用。
舞台も事前情報から想像されるようなイースでの話ではなく、完全にダームの塔の中だけでの話ですし。
なにより、キャラを変えても全体的なストーリー進行はほぼ変わらないのに、10時間以内で終わるようなゲームを作ってそれを2、3回プレイさせるような前提でのボリューム設計がされている気がします。
これならまだ、評価の分かれてるYs6の方がいろいろ真新しくて個人的には面白かったなぁと思いました。
ファンサービス的に過去の作品のイメージを持ってくるのは良いんですけど、ほとんどそれに終止してるような・・・。
kuroneko
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