とある介護の現場実習4

Notebook Pen Table Book Note  - Engin_Akyurt / Pixabay ホームヘルパー2級
Engin_Akyurt / Pixabay

一応の最終回です。
ホームヘルパー2級へのラストミッション、施設介護編の一般介護。
前回はデイサービスでしたが、今回は一般に施設介護で想像されるタイプの本当に施設に入所されている方のお世話をする実習2日間です。

余談ですがこの実習、原則連続2日間ではならないとダメだったりします。
都合で私の場合も、週末以外予定が埋まっている為にまずスケジューリングに2ヶ月弱。
実際の予定もデイサービスと同じ施設にされたため、土日と翌週とかに入れられまして、月~金にお仕事した後土日で実習、また月曜からお仕事した後翌週にわざわざ実習と言うかなりヒドいスケジュールでした。
しかもこの予定も何度もリスケになったモノで、最終的に三日前くらいにいきなり確定の連絡があると言う事態です。
もしこれから資格を検討されている方は、事前にその学校の実習がどの程度円滑に提供されているかを調べてから学校を決めた方が良いと思います。

さて、普通の施設介護職員のお仕事は、入所されている利用者さんの介護全般と言うことになります。
大体利用者さんが普通に生活していく上で必要なことを、半ば病院のように集団向けでスケジューリングして提供していく感じです。
具体的には食事介助やベッドのシーツ交換や排泄の介助や入浴の介助、天気が良よければ野外リクリエーションをしたり、調子が悪ければ看護師に取り次いだりと言った感じです。
医療と介護ではさすがに違いますが、どことなく病院のような空気を感じる部分はあるかもしれません。
まあ、お世話になった所が病院併設で、本物の看護師さんもかなりの割合混ざっていた事もあるかもしれませんが。

大変だったことと言えば、やはり意思の疎通でしょうか。
今回は実際に利用者さんとのコミュニケーションに実習のかなりの部分が割かれていたのですが、さすがにかなりの高齢の方が多く、本当に意思の疎通が難しいです。
おかしなことでは全くないのですが、当然同じ話を延々くり返される方もいますし、聞いたことを10分もしないうちに忘れてしまう方や、話しかけても何の反応も見られない方も居ます。
先輩の話でも、利用者さんは一人ひとり全然違うので、その辺りを汲み取れるようになるのは接する経験を増やすしかないと言う話でしたが、本当に難しいです。
他の介護職場形態とは違い、やはり同じ利用者さんと長時間顔を合わせ続ける、と言う点が大きく違いますので、その分深いコミュニケーションが要求されるように感じました。
反面、やはりルーチンワークや力仕事も多く、他と比べれば多少男性向けな部分はあるのかもしれませんが。

そんな訳で実習後、最終レポートを提出すると後日認定章が送られてきました。
レポートには前述の養成学校に関する文句を書きまくって出したのですが、正直良く通ったと思います。

一応試験はないですし、お仕事しながらでも十分に取れる資格ですので、仕事はあるけど景気悪くて今ひとつヒマ。みたいな方は、ちょっとチェックしてみるのもアリかもしれません。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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