ようやく終わりました~。
知り合いがラスボスに勝てない勝てないって言ってたので、最終章時点での成長カンストまで上げて最強武器取ってとかやってたのでなおさら遅くなったのですが。
結論から言えば、結構面白かったです。
展開やフィールドの進み方が思いっきり一本道しかなく、全編とおして1本の巨大なダンジョンを進んでいると言うような錯覚は受けますが、やたら難易度高い戦闘がその単調さを和らげている感じでトータルではあんまり途中では飽きない感じになってます。
曲も結構良かったですし、結局誰が主人公なのか良く解らない感じになってましたが、ヴァニラは結構好きです。
PS3を持っていたら、まず遊んでみてソンをしない1本だとは思います。
以下ネタバレです。
メインストーリー筋のコクーン住民=ファルシに養殖された生贄って言う辺りが、リアルのヒキコモリな人々へなぞってるようにしか見えません。
で、ある日突然平和なヒキコモリから、ルシにされて社会に叩きだされたらヒドイ目に合わされちゃったケド、どうしようみたいな。
もっとも、こんな風に取ると相当エグいストーリになってしまいますが。
まあそこを除けば、単に大作にありがちな、なんだか解らない偉い人に選ばれたんだから、世界を救えみたいなノリよりは最初から黒幕の手のひらで踊らされて予定調和の『キセキ』を経験させられながら、最終的には各自の目標を成し遂げるみたいな感じでオチがついていたのは好印象でした。
難を言えば、シナリオ的には一番最後から出てくるファングが美味しいところを持って行き過ぎだと思います。
主にあの人のせいでコクーン組の影が薄くなり、なんか誰が主役なのか良く分からないような展開になってしまったような。
戦闘システムもいわゆるターン制のコマンド入力で、戦闘が終わったらHPを回復させたりしながら進むみたいな太古の昔からみたいな感じからは完全に脱却しており、どちらかと言えばネトゲの戦闘に近い感じでかなりやってて楽しかったです。
オプティマ変更が、そのままネトゲの他のPCとのPTでの敵や敵の状態によった作戦変更ですよね。
AIもさほど破綻したパターンは見受けられず、良くできてると思いますし、ネトゲのかったるい戦闘後のHP管理をばっさり切っていたのも正解だと思います。
また今作は戦闘バランスが全体的に「とりあえずぶっ殺す」寄りで調整されており、特にそこらを歩いてる巨大な生物とか、ミッション系では開幕即死とか過去のFFではちょっとありえないノリも多い為、キャラ育成が非常に楽しいことになっています。
育てた分だけ倒せる敵が徐々に増えて行くのは、かなりRPGのベーシックな部分として、美味しいところだと思いますので今後も大切にして欲しいかなぁとは思います。
そんなところで。
PS.召喚獣のノリに関してはノーコメントで・x・)・・・
kuroneko
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