PSO2の感想(L30前後)

Video Games Nintendo Retro Classic  - StevenE / Pixabay ゲーム
StevenE / Pixabay

 

 個人的には、娯楽の楽しみ方なんて、遊ぶ方で調整してしまえば大抵どうにかなるので、正直どうでも良いと思うのですが、ひとまずの感想としてメモします。とりあえず、L30くらいまで遊んでみたのですが、面白さは、もう多分ほぼ確定でPSUの方が面白いと思います。大まかには下記2点が原因です。

1.シナリオが薄い
 一番大きい問題は、PSUで言う所のオフラインクエストみたいなストーリー周りが非常に希薄で、また導線が緩くテキトーに遊んでいるとヘタしたら存在自体に気づく前に引退するようなレベル。また、L30時点ではほとんど話が進まず、先に進めるにはさらにマゾいレベル上げをしないと行けないとかそんな感じ。私はPSUとかでも逆にストーリークエスト周りが好きだったので、これは残念でした。

2.これオフゲー
 PSO2は分類的にはMOだと思うんですが、Mの要素はなし、Oもオフラインの略みたいな感じ。つまり、オンラインゲームとしては欠陥ゲーで、オフラインゲームとしては前述のストーリー周りや展開のダルさからクソゲーだと思いました。
 癌になってると思われるのは、フレンドパートナーとかNPCパートナーとか呼ばれているシステムの存在と、トレード要素が有料であること。パートナーシステムは、AI制御で動くフレキャラやNPCを呼び出して一緒にクエを回れるようなシステムなのですが、コイツらが強すぎて、たいていのクエで中身の居る他人が不要(必要なのはエリア拡大クエ位だと思います)。
 都合で、フレンドパートナー(AI)やら、NPCやら固めた鍵付きPTのプレイヤーばっかりがあふれることに。また、パートナーでクリアできない系のクエは、相手が余程のハイランクでない限り、AIでなくても苦戦するレベルの為、大体は自分のレベルを上げて解消することになります。

 ちなみに私はL40のキャップでL30くらいまで遊んでみましたが、鯖を合わせて始めた知り合いとPTを組んだのは5回未満です。まあ、理由としては、他の人があっという間にカンストしてしまった為、あちらの出かけているクエストに入れないというのもあるんですが。

 この手の問題もPSUであれば、他人を見つけて一緒に回らないとクリアできない場合が多かった為、ギルド機能はなかったものの一応MOはしてました。が、今回はとりあえず「パートナーで解決して」みたいな空気になり、先に進んでる人間は更に先に進み、遅れてる人間は、延々AI相手にハムスターのように同じクエを回し続けなければならないという自体になります。
 よほどお互いの進行や利害が一致しなければPTを組むメリットすらなく、このタイトルは、オンラインゲームの必要がないんですが。

 トレード機能が有料なのも同様で、トレードができないから他人とやり取りしたりもできません。よってさらに他人と絡む要素が薄くなるので、大抵の人は無料でレベルカンストまで走り抜けて、マッハで辞めていくようです(特にShip1)。

 以上の理由で、現状は、せっかくチーム機能を設けたのに、マジで何のためにオンライン化したのか全く解らないゲームになってます。なお、最適化してくと、プレイの大半は以下のようになるようです。

・レベル上げは緊急クエのみ
・クエを回る場合は、基本的にフルマルチPT12人で回るのが効率最大になる
→プレイの実作業としては、ほぼ集団にウロウロ付いて行って、自分が触れる前に敵が瞬殺される中、ドロップを拾うだけ
・・の繰り返し。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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