うちでは、足掛け5ヶ月くらい、ようやく終わりました。概要としては、ファルコムから出てるRPGで、世界観は空の軌跡からそのままに舞台地域が大きく移動したRPG。時間軸的には、空の最終作から3ヶ月後らしいですが。
感想としては、メインキャラそれぞれが、その場所で戦っていく理由を、丁寧に書いてる辺りが面白かったです。この辺り一般的なRPGのメインキャラだと、主人公が伝説の勇者だったり、世界を股にかける冒険者だったりして、それはそれでケレンが効いていて面白いんですが。今回は、地方都市の警察官と言うかなり地味と言うか、一般的に置き換えて感情移入しやすいキャラ設定にしていて、この辺りがうまかったんじゃないかと思います。
と言うのも、この辺りは、逆に全くバトルや魔法(エニグマですが)なしにしてしまうと、それはそれで地味になりすぎ、ほどほどのうまい設定をしてるのではないでしょうか。
また、中盤で出てくる幼女(釘宮)がシナリオの転機になるのですが、良くありがちなボーイミッツガール物みたいに、直球で彼女とらぶらぶだから守るっみたいな味付けではなく、同じ思いの仲間たちと一緒に守る、みたいな味付けになっている辺りは、良い感じになってたと思います。
そしてなんと言っても、どう見てもこれは、空の軌跡ファンディスクだと思います。蓋を開けてみれば、エステル出るわ、ヨシュア出るわ、レン出るわ、シナリオ要素も彼等に絡めたものや、伏線回収も多く、空プレイヤーにはかなり美味しい出来になっています。反面、本当の新作は続編からみたいな印象にもなってしまいますが。
なお、あえて問題点的に感じたのは以下2点でしょうか。
・自由行動できなくなるタイミングが早すぎる
かなり早い段階で自由行動できなくなってしまう為、私のようにラスボス直前まで進めてから本格的にpt強化するタイプの人はかなり不自由を感じました。やりこみ要素も多い分残念です。まあ、そこまでハマって勝てない強さのラスボスではなかったので、これはこれで良いのかもですが。
・やはりシナリオ全体としてみた時インパクトが弱い
どうしても空~と比べてしまうのですが、あちらは古代遺跡あり、飛空艇あり、秘密結社あり、姫ありと割りと王道RPGで要素を全て抑えていたのに対して、今回は舞台が街近辺のみ、乗り物にしても乗用車どまりとかなりシンプルです。都合でプレイ感としても、あまりワクワク感は抑えめでした。
kuroneko
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