弁理士試験の予備校講座イメージについて(2)

Notebook Pen Table Book Note  - Engin_Akyurt / Pixabay 弁理士
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 他には短答と論文それぞれに、年明けくらいから答練や模試があります。この辺からはひたすらアウトプットのテストになります。強調する点としては、受験生全体の中での自分の立ち位置や、苦手箇所が解る点が重要です。都合で、受けっぱなしにするならインプットに切替えて、受けないほうが良いです。

 ここまででもかなりの割合が合格できると思うのですが、某Lでは他にも直前系の講座がいくつかありました。短答なり論文なりの時期の直前に、試験直前に特化した詰め込み系の講座がいくつか企画されます。弱点が明確になっていたり、推しの講師がいれば受けてもよいと思います。

 ここまでやってもダメな場合は、最後の手段として某Lではゼミと言うものがありました。20人前後に区切って秋から春くらいまで(または春スタートで1年)、特定の講師について、同じメンバーで勉強をするものです。こちらはほかの講義とは違い、ゼミ参加間で仲良くなりながら勉強していく感じになるので、人によっては好みが分かれるかもしれません。場合によっては、講義のゼミ以外にも、自主ゼミが立ち、講師抜きの希望参加者のみで勉強したりする場合もあります。人が集まると集中できず、遊んでしまうタイプの場合は向かないかもしれません。

 他にも口述試験向けの講座もあるのですが、情報の欲しい人はあまりいなそうなので、ここでは割愛します。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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