ラブライブ!サンシャイン!!・2期(1、2話)辺りの感想。

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 結構話題を聞くので見てみました。ラブライブ!サンシャイン!!・2期(1、2話)辺りの感想です。ちなみにこのタイトルについては、一応1期も見ていますが、前作に当たる普通のラブライブ!は、2期と劇場版しか見ていません。
 前作の1期の頃はあまり話題になっていなかったのか、今一つ乗り遅れたタイトルです。

 概要としては、最近流行りのアイドルもので、ソシャゲ宣伝系のアニメの1本のようです。最近アイドルものは特に多く、普通の二次元よりアイドルものや、地方のアイドルものや、SF世界のアイドルものや、異世界に飛ばされちゃうロック寄りのアイドルものなどなど、戦国時代のようになってたりします。

 本作についての特徴をあげれば、学生の間しかできないアイドルもの、という辺りでしょうか。主人公たちは、スクールアイドルと言うくくりなので、高校を学校を卒業してしまったら基本的に引退になります。学園アイドルみたいな感じでしょうか。
 バックストーリーとしては、前作のキャラが伝説化した後の世界で、自分たちの学校がなくなってしまうかも、と言うのを自分たちのアイドル活動(×アイカツ)でどうにかしようというものです。最後の所でなんか1段論理がぶっ飛んだ展開で始まる辺りは前作と似ていると思います。なぜアイドル。

 とりあえず、面白いところを上げるとすれば、実は今回舞台がうちの実家付近の静岡近辺だったりします。なんで前作の秋葉辺りから、いきなり静岡になるのかはかなり謎なのですが、割と雰囲気は出ていると思います。まず海ばっかり出てくるところとかは特に。

 また、物凄い大量の女の子が出てくるのですが、そのせいか、キャラの独白や、個人の心情の変化で話が転がると言うよりは、その場のキャラの共感で話が転がる、みたいな手法を使っている辺りがちょっと印象に残りました。

 例えば、何人か集まってなにか新しいことをしようとするのですが、うまくいかないという展開があったとします。普通なら相談したり、各自の葛藤を積み重ねて話が進んだりすると思うのですが、明確な問題や解法が提示されることなく、全員であれやったりこれやったりと言う展開を続けることで、いつのまにかじわっと解決したりするんですね。ここが見ていてハマると凄い面白いです。

 しかし、裏を返せば、見ている方も、ある程度キャラに共感しながら見てないとさっぱりになるのかもしれません。この点では、好みが結構分れる感じがします。なんか描写少な目の演劇に近い感じなのでしょうか。
 て言うより、1話からあの人数で全員に全力で話させたら話にならない、と言う問題もあるのかもしれませんが。

 大体は、こんな感じで女の子がいっぱい集まって、わいわいやってると話が良い方向に転がるみたいな事の繰り返しなので、だらっとゆるふわに見ていても元気になれる感じがします。
 無論、1期とかでは個人を掘り下げた話も結構あり、重要なところでは主人公の女の子が大体決めて話が転がる感じになっていたのですが。またアイドルものなので、1期で要所で結構豪華に歌が入っていた辺りは、2期でも楽しみだったりします。

 そんなわけで、アイドルものってたくさんありすぎて良く分かんない方や、今期の話題作どうしようとか思ってる方にはお勧めの1本だと思います。特に乱舞するアイドル系の中では、結構お金がかかっていて、基本学園もので万人受けする方なので入門とかにも良いと思います。

 ・・・なお、否定的な書き出しでアレなのですが、私は個人的に脚本や構成辺りに花田十輝って言う人の名前があると、大体ある程度は面白い人だったりします。都合で、多少の主観が入っている点は追記しておきます。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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