機会があって、弁理士の実務修習の時の同期会に行ってきました。
ちょっと背景を説明すると、実務修習の集合研修は、当日会場で適当な席割りをされて、周囲の人とグループ形式で受講します。中にはそのグループ内で飲み会に行って、その後も連絡を取ったりする感じになるパターンもあります。
うちの場合もいくつかそんなパターンがあり、その中の1つが今回の数人のグループです。このグループでは、確か構造系の起案の解説の講義を受けたのですが、グループの実務経験者さんがさらっと起案を合格してた一方で周囲がほぼ全滅と言う事態になったりしてました。
まあ、飲み会なのでお話を聞いていると、最終合格からしばらく経ち、割とそれぞれ変化が出てきて意外に面白かったです。
例えば、とりあえず弁理士登録を抹消することにした方のお話です。この方は合格前から事務所で働いており、合格後に企業に転職を決めたそうです。企業に転職してしまうと、基本的には弁理士登録料が出なかったり、弁理士登録を維持しても意味がなかったりでこんな感じになるそうです。
逆に合格を機に企業から事務所に移った方は、ほぼ勉強の毎日で明細書を書くたびに真っ赤になって帰ってくるとか言うお話でした。また、事務所でも転職後の試用期間的なものは、設定されている場所も多いようで、合格されたそうでした。
面白かったのが、自分の給料を凄いシビアに把握されている方のお話でした。自分の上げた明細書の客先納入価格x本数と、自分の給料とが比例関係を持っている事務所さんのようで、やはり客先によっては、苦情とか納期希望は厳しいのに安いとか、頑張っても報われなかったりすることがあるそうでした。
また、同じような把握の仕方で、自分の給料以上は働かないように調整して、毎日定時で帰れる方もいるようでした。この辺りは事務所の良いところなのかもしれません。企業なら効率よくやるほど、給料据え置きで他の仕事が割り当てられたりしますしね。
他にも、中には今でも弁理士受験生の後輩の面倒を見ている方が居たり、弁理士試験に合格したら、離職阻止なのか事務所に退職金制度が実装されたなどなど面白いお話もあったのですが、さすがに詳細はちょっと書けませんのでこの辺で。
kuroneko
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