弁理士の能力担保研修に行ってみました。

Notebook Pen Table Book Note  - Engin_Akyurt / Pixabay 付記試験
Engin_Akyurt / Pixabay

 弁理士の能力担保研修に行ってみました。今回は第1回です。ちなみに都心から職場が遠いので、ガイダンスはなんとなく欠席です。後30分くらい開始が遅ければ、どうにか行けたのですが・・・。

 概要としては、怒涛の座学90分×4と言う初回から地獄の展開でした。考えてみれば、某Bゼミの短答ゼミと論文ゼミがかぶる時期は大差なかった感じもしますが、疲労度が比較になりません。相違点としては、やはり講義の内容に民法民訴の用語とかが入っていて理解が難しい辺りなのでしょうか。

 肝心の内容としては、訴訟関係の基礎知識がメインで、途中民事訴訟のモデルケースを扱ったビデオとかが流れたりもします。なんともう10年以上前のものをそのまま使っているそうで、余り内容が変わらない分野なのでしょうか。

 人数的には約30人くらいだったでしょうか。どうやら初回から欠席を決めた人がいるらしく、かなり高いので勇気があると思います。数人くらいゼミとか飲み会とかで見かけた方も居て、参加人数が少ないせいか、実務修習よりは知り合いと当たる可能性が高い気がします。

 冒頭でやはり、付記試験の合格率の話が出たのですが、考えたら全員弁理士試験に合格していて、受験者もさほどいない上で、試験して半分も落ちるって相当基準が厳しいのではないのでしょうか。

 忘れないように自分用の学習関係もメモしておきます。
 次回の能力担保研修の5月上旬のGW最終日くらいまでに、自宅起案が1本出ています。こちらの提出は事前課題と違い郵送ではなく持参らしく、一応ぎりぎりまでは引っ張れそうです。但し、付記試験が手書きに対して、こちらはワープロで作成することになっています。フォーマットも結構厳密で、またMSOFFICEを契約しないと駄目の気がします。

 また、困ったのが、使用する六法関係でしょうか。人によって結構まちまちで、民法民訴の基礎研修を座学で受けた方は、ちょっと薄めの六法専用の法文集を持っていました。一方で、そちらにはどうやら民訴規則が載っていない上に、本試験も弁理士試験と同じ法文集らしく、そちらの方が良いなんて話も聞きました。うちもとりあえずしばらくは本試験の時の法文集を使ってみることにしています。

 復習については、講義がほぼパワーポイントの棒読みだったので、そのまま読み返せば大体OKな感じがします。と言う訳で、次回の5月上旬くらいまでに、今回の資料を1周くらい読み直すくらいを学習計画にしてみようと思います。予習については、次回が特許なので、例の分厚いテキストの上巻を読み進める感じなんですかね。

 ちなみに面白かったのが、能力担保研修もゼミと同様で委員長、副委員長制を取っていたりします。某Mさんから聞いた噂によると、連絡先を教えておくと、過去問とか自主ゼミの展開があったりするそうなのでちょっと楽しみです。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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