草津に行ってみました。

Landscape Mountains Nature  - Antranias / Pixabay 旅行
Antranias / Pixabay

 思い付きで群馬の草津に行ってみました。もっとも、某試験に合格したら行こうとか思っていたものの、経路をググると片道4時間とかで、行く決心が付かないまま放置になっていたのもありますが。
 
 今回は、偶然近くまで寄る用事があったので強行です。もっとも翌日も用事があったので、ほぼとんぼ返りだったのですが。
 
 経路的には、いくつか検索してみると、既定の時間で着くならと言う限定であれば、新宿からバスが時間も値段も安いんですかね。うちからと、距離的には、八王子から八高線経由で行くのが一番真っ直ぐなんですが。とにかくJRルートだと、最後の部分が1時間に1本くらいしかないバスで30分とかかかるので、軒並み経路や値段の優位点が死んでしまいます・・。
 
 感想として一番大きかったのは、お湯でしょうか。あからさまに真っ白な凄い濁り湯みたいなのは、1か所くらいしか見かけなかったのですが、湯畑の写真とか見ると凄い真っ白で、軽く硫黄みたいな匂いもするのでちょっと意外です。また、湯質は、凄い酸性で、鼻とかに入ると普通にしみます。逆にこのせいか、切り傷とか掻き傷とかある人は、治りが早くなるかもしれません。
 
 ところで、草津温泉には、無料の共同浴場があり、観光客向けと地元の人向けの2種類があります。無料の浴場は、観光名所で有名な湯畑の周囲に3か所あります。地元の人向けのは、結構あちこちにあるようでもっと数があるようです。
 
 今回はとりあえず、観光客向けのもの白旗の湯と言う所に入ってみたのですが、なんかもうメチャクチャ熱くて10分と入っていられない感じでした、この辺りは、多分無理をすると体調を壊すレベルです。建物や湯船はかなり風情がある感じだったので、凄いもったいない感じがします。しかもここは、今回は入れた中で一番の濁り湯で、超残念・・・。
 
 一応地元の人向けのも、観光客NGって書いてないところで、たまたま入ってた地元の人に聞いて1か所だけ入ってみました。こちらは、強烈な濁り湯と言う訳ではないものの、湯加減がぬるめでちょうど良く凄い良かったです。ずっと入っていられるレベル。日帰り共同浴場めぐりとかを計画されている方は、この辺は注意した方が良いです。
 
 また、町中で自由に入れる足湯が提供されているのですが、こちらも場所によって温度がかなり異なり、試した範囲では、西の河原公園内のが一番適温でした。バスターミナル付近の軽くやけどするような温度の所もあるので、注意した方が良いかもしれません。
 
 今回は入らなかったのですが、時間に余裕がある方は、日帰り温泉施設もあったので、そこを利用すると良いかもしれません。宿の温泉に入らせてもらうタイプではなく、日帰り温泉メインの施設がお勧めだと思います。
 
 最後に宿泊したゲストハウス系の温泉にも入ったのですが、こちらもさすがにいい感じでした。一応かけ流しっぽかったので、正直、ここだけでも良かった気がします。
 
 以前行った熱海と比べると、いわゆる温泉街と言うのが、湯畑の周囲に非常に集約されており、回るのが凄い楽な気がします。また、古い木造低層老舗旅館みたいなのも多く、風景は、暗くなってくるとかなり風情がある場所も多かったです。
 
 それでいて、なんか不景気を感じさせるような色あせた建物や、景気の悪そうなお店とかも少なく、非常に洗練された感じです。本当に儲かっている観光地って、こんな感じなんでしょうかね。熱海の方が電車で行けて、駅の真ん前で数倍アクセスは良いと思うのですが、なぜ。
 
 観光名所としては、湯畑、白根神社、西の河原公園辺りを回りました。平日夜とかだったので、さすがに湯畑以外は誰も居ません。
 
 湯畑周辺は、かなりライトアップされており、通った範囲では夜の22時近くでも人通りが絶えず凄い感じでした。平日なのに。飲食店や土産物屋さんを中心に、有料、無料の浴場とかもあります。
 
 見た感じだと湯畑は、熱い源泉から湧き出した温泉を冷やすための施設みたいな感じなのか、上流から湧き出した温泉が、木の樋とかを経由して、下流の滝に注ぐみたいになっています。当然周囲は、謎の暑さと湿気で、真夏じゃなくて本当に良かったです。足湯とかもあります。
 
 白根神社は、湯畑のすぐわきから上れる神社でした。最初は、湯畑から上れる経路を知らなくて、ぐるっと周囲を一周してしまい大変でした。あの観光マップは、問題の気がします。
 
 西の河原公園は、マジで温泉公園以外の表現が見つからない感じの公園でした。膨大に溢れる温泉があるし、とりあえず公園じゅうに流しっぱーにしてみようかみたいなコンセプトなのではないでしょうか。普通の公園とかで、水が流れてる辺りが全部温泉になっています。複数の足湯があり、足湯以外も、なんか一部あふれ出る温泉で、温泉浸しになっている箇所がかなりあります。もったいない。
 
 こちらもライトアップされており、夜の22時付近だと言うのに、歩くのに不自由がない明るさがありました。時間の都合で誰も居ないのと、照り返される温泉で、なんか半分くらい異界化したフィールドダンジョンみたいでした。
 
 お金と時間が出来たら、今度はゆっくり風情ある旅館とかに泊まってみたいですね。
 
 

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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