割と近所を走っていて、今までずっと気になってはいたのですが、今回初めて青梅線に乗ってみました。青梅線と言えば、東京都内を通っている割に、アドベンチャーラインとか自称する田舎一直線のイメージがあるためです。
今回は、本当にノープランだったので、とりあえずマジで山の中に走って行く電車の中で検索して、まずは、鳩ノ巣と言う駅で降りてみました。近くには、鳩ノ巣渓谷と言う渓谷があるそうです。とりあえず行ってみたのですが、割と失敗でした。
と言うのも、偶然台風後に行ったので、水がめっちゃ濁っている上、遊歩道は、橋が流されたとかで立ち入り禁止っていうか、通行不能になっていたためです。仕方がないので適当に帰ってきたら、なんか途中に結構有名な旅館の廃墟がありました。その廃墟は、割と相当古いようなのですが、外から眺める分にはあまり風化しておらず、ある意味さすが田舎みたいな感じになってました。とにかく、比喩なしで時間が止まったみたいな感じになっていてちょっと凄かったですね。
後はあまりに適当過ぎたので、鳩ノ巣で電車を待つ間、結構検索した結果、終点の奥多摩駅で降りました。目当ては、奥多摩湖です。奥多摩湖は、とりあえず浮橋に行ってみました。これは大昔は、ドラム缶を奥多摩湖に浮かべた浮橋だったようです。最近では、ドラム缶の代わりに水に浮かぶ建材に置き換わっているみたいでしたが。
実際に上を歩いてみると、ほとんど湖の上を歩いているみたいな視点で、感想は、ちょっと新鮮でした。実際にあの視点を得るには、湖にボートで漕ぎ出すか、泳がなければならないわけですしね。湖を渡る風を感じることができたり、橋より全然水面に近い視点で水面を見ることができて、結構良かったです。ついでに小河内神社と言うところも回ってきました。こちらは、特に感想なしです。
奥多摩駅の帰りは、帰り前に近所の温泉に寄ってみました。と言うのも、この温泉は、もえぎの湯と言うのですが、物凄い評判が悪く、以前からちょっと気になっていたからです。実際に入ってみると、確かに納得だったのですが。
温泉のお湯自体は、入るだけで凄い肌がすべすべし、結構良いものなんだと思います。しっかり暖まりますし、結構レベルの高い温泉です。また立地は、登山口の傍で、奥多摩駅からも徒歩圏内と良い感じです。
半面、接客関係はほぼ0点で、田舎に良くあるお湯の質と立地だけで栄えてしまった殿様商売の温泉みたいなノリでした。ちょっと凄かったのは、入場時に下駄箱のカギを預けるタイプの施設なのですが、退場時の前の人が普通にカギを返し間違えられていました。具体的には、他の客のカギを渡されて、しかも、当初の前の人のカギの番号まで分からなくなっているという、なかなか見かけないレベルの接客でした。
またここは、健康保険の割引をHP等でうたっているのですが、こちらについても、予め役所に行って書類に記入して持ってこないと利用できないとか言う情報も正しいようで、ちょっと凄かったです。可能であれば速やかに潰れてまともな経営者に代わって欲しいですが、この条件だと無理そうですね。
青梅線は、中央線にも乗り入れていて、都心からも割とアクセスが楽なのですが、ちょっと乗るだけでガチ山奥だったので、ちょっと山の空気を吸いたいとかって人には割とお勧めだと思いました。さすがに終点まで行くかどうかは別ですが、かなり深い緑が目に入ってくるので、時間がないけど、ちょっと自然を味わいたいとかって方にはかなり良い気がしました。なお、青梅駅以降は、本数が少ないので適当に下車すると、場合によっては次の電車まで2時間みたいなことになるので注意が必要です。途中軍畑駅でめちゃくちゃ人が下りて行ったんですけど、あそこにも何かあるんですかね。
kuroneko
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