スパイウェアとかで有名な原神を遊んでみました。

Video Games Nintendo Retro Classic  - StevenE / Pixabay ゲーム
StevenE / Pixabay

この記事について

 この記事は、スパイウェアとかで有名な原神を遊んでみました。」です。

 とりあえず、進行としては、PC版でマルチプレイが解放される、冒険ランク16くらいまで遊んでみての感想です。

 

原神とは

 原神とは、miHoYoっていう中国のメーカが開発元で、基本無料のネットゲームですね。

 対応プラットフォームは、とりあえずPC、スマホ、PS4のようです。

 基本的なシステムとしては、某ゼルダの最新作にそっくりとか聞きますが、私はそちらを遊んでいないので、何とも言えません。

 

 ただ、とりあえず、フィールドをじっくり探索すると、ちゃんと宝箱があったりでリワードが得られて楽しかったり、ダンジョンとかは、頭を使わないと全く進めなかったりは、最新作に限らずゼルダシリーズの伝統なので、まあそんなもんなんじゃないかと思います。

 

 大体10時間くらい(冒険ランク16以上)遊ぶと、一応オンラインマルチプレイ要素も解放されます。 

 

感想

面白かった点

 一番の良かった点としては、これでガチャ要素以外が無料なのは、面白すぎてヤバいと思いました。

 ソロゲーとして普通に遊びこめるレベルで、PS4でも配信されてるとかだと、そりゃ、1万とかするコンシューマーのパッケージゲームは売れなくなりますね。

 

 良かった点としては、セリフがフルボイスなのですが、メインキャラについては、明らかにどっかで聞いたことがあるような人たちばっかりで超豪華です。

 序盤だけでも、主人公は悠木碧、騎士団長さんは、多分化物語の戦場が原さんの斎藤千和、他の騎士も、最近だと刀剣とか、デカダンスの司令官の中の人の鳥海浩輔とか、さらっと出てくる魔法使いも、FF14だとカヌエさんとかいろいろやってる田中理恵とか、そこらの金かかったアニメ状態です。

 

 この人たちがすごくかわいいキャラのフルボイスで、ストーリーを展開してくれます。

 まあ、A級のソシャゲと変わらないんじゃとか言われるとそうなんですけど。

 

 システム周りとしては、やはりゼルダに近く、オープンフィールドのほぼ全域に何らかの探索要素があり、宝箱を開けたり、スタミナ増強用のアイテムを拾ったり、フリークエストを受けたり、ダンジョンを開放したりと、かなり自由な感じです。

 コンテンツによっては、レベル制限のかかっているものあるのですが、基本的に序盤から、(おそらく開発済みの)全エリアに自由に行くことが出来るので、好き勝手やりたい人には結構向いていると思います。

 

駄目かなと思った点

 駄目かなと思った点としては、ぶっちゃけとりあえず未完成の気がします。とりあえず主に目についた3点くらいを上げます。

 

 1つ目は、とりあえずかなりシステムが雑な感じでしょうか。例を挙げると、このゲームは、PC版だとゲーム内で設定することで、ゲームパットでも遊べます。しかし、何とログアウトしてしまうと、ゲームパットで遊びたい場合は、再度ログイン後に、プレイデバイスとしてゲームパットを設定する必要があるのです。

 いや、いくらなんでもおかしくねえ。

 

 また、イベントフラグの管理も不安定で、クエストの指定場所まで行ってもなにも起こらなかったりします。おかしいと思ってリログすると、イベントフラグが更新されて、クエストの指定場所で、クエストが進行するようになります。

 凄く大体動けばOK感が凄いです。

 

 それから、UIがかなり不親切で、直感でどう操作してよいのか分からないパターンがかなりあります。例えば、無料ガチャ石をゲーム内で得られるアイテムから変換することができるのですが、ガチャ画面から変換しようとすると、なぜか課金用のガチャ石の購入画面に飛びます。正解は、ショップのメニューから、無料ガチャ石に変換するなのですが、

 いや、なんでだよ。

 

 2つ目は、とりあえず日本語に関しては、翻訳がかなりきついです。中国系の独特の言い回しとかはまざると、日本語なのに、ちょっと何言ってんのか分からないテキストがかなり散逸されます。それ以外も不自然な言い回しはかなり多いので、ちょっと鳥肌が立つシーンがかなり多いです。

 

 とりあえず、このシナリオで感動するのは無理があります。逆に異世界情緒はブーストされますが。

 

 3つ目は、ネットゲームなのに、ネットゲームとして成立していない気がする点です。前述の通り、このゲームのマルチプレイは、冒険ランク16とかいう、ちょっとチュートリアルというには長すぎるプレイの果てに開放されます。

 しかし、知り合いで集まって遊ぶかと言われると、かなりきつい感じの気がします。

 

 このゲームのマルチプレイは、基本的に誰かの世界に、他のキャラクターが招待されるという形式です、この時点で嫌な予感がした人は大体正しいです。招待された側のキャラは、天然樹脂と呼ばれる時間回復するリソース、いわゆるソシャゲでいう所のスタミナを消費する要素でしか、アイテムや報酬を得ることが出来ないという制約が付きます。

 

 まあ、それじゃあ、天然樹脂を使うコンテンツだけ一緒に遊べばいいじゃん、となるのですが。実は、この天然樹脂を使う要素は、ゲームが進行するほどおいしくなっていきます。具体的には、序盤のプレイヤーの世界に、ゲームの進んでいるプレイヤーが招待されて、一緒にプレイすると、招待された側もスタミナは消費してしまうのに、報酬的には美味しくないという事態になってしまうのです。

 

 このパターンでは、ゲームの進んでいる方のプレイヤーは、完全にお手伝いスタンスになってしまいます。さらに、フィールドの異様にすげー強い敵を、とりあえず倒してくれみたいなパターンで呼ぶと、完全にタダ働きになります。

 

 じゃあ逆にゲームの進んでいるプレイヤーの世界に、序盤のプレイヤーが行けばいいじゃん、となるのですが、こちらは、不可能になっています。というのも、このゲームのフィールドは、世界ランクというものが設定されており、ゲームの進行により大体3段階くらい上がります。プレイヤーは、自分より世界ランクの低いプレイヤーを招待できないようになっているためです。

 

スパイウェアとかの中国ソフトウェア問題

 スパイウェアとかの中国ソフトウェア問題については、まあとりあえずはあまり気にしませんでした。というのも、とりあえず、規約系に関しては、中国系の配給ゲームについては、このゲームに限らず、軒並み大差ないので、ぶっちゃけ全部ヤバイです。避けるなら、その辺を以後全部避ける必要があり、まあ現実的に無理です。

 

 スパイウェアについても、大体同様ですね。今回は明らかになったものの、世の中に星の数ほどある中国系コンテンツを全部避けるとなると、あまり現実味がないと思います。うちでは、一応、ゲーム用のパソコンと、その他のパソコンで分けており、ゲーム用のパソコンでは、決済とかサイトのログインとかしないようにし、アンチウイルス用のソフトウェアを入れています。これで許してくださいくらいでしょうか。

 ひとまず、プレイ中に、最新版のノートンインターネットセキュリティが警告を発したシーンはなかったです。

 

 クリップボードの情報取得は、珍しくApple系デバイスのみの影響範囲なので、とりあえずは平気そうでした。

 

 とはいうものの怖いは怖いので、うちではPS4版に移行しようかなとは思っています。というのも、PS4版ならなんかあった時にソニーが対処をしてくれそうですし。また、ゲームのパーツがめちゃくちゃデカく、特にゲーム用PCでプレイする恩恵も少なそうだからです。

 

まとめ

 ソロメインでアクションRPGがっつり遊びたいけどお金はない、みたいな方には、かなりお勧めなんじゃないかと思います。

 ガチャの当選率は相当渋いのですが、ソロでまったり遊ぶだけなら、初期キャラだけでも割とのんびり進めます。

 

The following two tabs change content below.

kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
タイトルとURLをコピーしました