地獄谷野猿公苑と渋温泉に行ってきました。

Landscape Mountains Nature  - Antranias / Pixabay 旅行
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この記事について

 この記事は、「地獄谷野猿公苑と渋温泉に行ってきました。」です。

 暖かくなるとまた人が増えてヤバそうなので、長野近辺で最後に残っていた渋温泉辺りに行ってきました。

 

 あの辺に行ってみようかな、みたいな方向けにメモを残しておきます。

 

地獄谷野猿公苑

 地獄谷野猿公苑は、長野県東部のはずれにある自然公園ですね。

 内部では、猿が放し飼いになっており、と言うような連想をしますが、実情はかなり違います。

 

 どうも、猿たちの1日の移動順路の一つに、美味しい餌をもらえる野猿公苑が入っているだけと言うことの様でした。

 具体的には、早朝とか夕方の時間帯、山に食べ物が豊富な季節とかは、猿がほとんどいないこともある模様です。

 

 また、相当寒くないと、猿も温泉に入らないので、時期と時間帯を選んでいかないと、かなりのがっかりスポットになるようです。

 入場料は大人800円でした。

 

 場所が最寄りの駐車場から、山道を30分くらいと言う場所にあるので、たどり着く前に普通にくたくたになります。

 駐車場はふもとにあるのですが、無料駐車場と有料の2か所があります。

 

 有料の方は、渋温泉側との間にあるので、両方行くならそっちの方でも良いと思います。

 感想としては、敷地内は人に慣れ切った猿たちが普通にたむろっており、0距離で写真とか撮れます。

 さすがに触っている人は居ませんでしたが。

 

 猿って、4本脚歩行のせいか、外観はかなり人間の老人とかに似ているのですが、手足の根元がかなり太い感じですね。

 首も太くて、意外に人間とは違う点も多い印象になりました。

 

 そこら辺のサルたちは、ぼーっと日向ぼっこをしたり、ノミ取りをしたりとかなり落ち着いた感じでした。

 にしても、頭がいいとかだと、日中あんなにぼーっとしてたら、ぼけてしまうのではないでしょうか。

 かなり暖かかったせいか、温泉に入っている猿は1匹だけでした。

 

 後は、時期柄か、かなり走り回る子猿の姿が見れました。

 看板に登ったり、橋の欄干にぶら下がったりしてて、身軽ってあんな感じなのかなって感じでした。

 

 猿の手って、ほとんど人間と同じ形なんですよね。

 ちなみに、客のほとんどは外国人でした。

 入国規制ってもうないんでしたっけ。

 

渋温泉

 渋温泉は、長野県東部のはずれにある温泉街です。

 ここは、「このはな綺譚」とか「千と千尋の神隠し」とかの聖地とか言われているところですね。

 

 もっとも、普通に歩いて行ける範囲には、宿の外観くらいしかほとんどないので、その辺を期待していくとがっかりします。

 聖地巡り的には、金具屋さんって言う宿に宿泊するのがよいみたいですね。

 

 駐車場は、町の入り口付近に有料駐車場があるだけです。

 軽く歩いてみた感じでは、よくある神社+古い温泉街みたいな雰囲気でした。

 一応外湯もありますが、有料の1か所を除いて宿泊者のみです。

 

 つまり、日帰りで行って温泉にはいるには、そこか、内湯を開放している宿に行くしかありません。

 古い木造の温泉宿が多く、雰囲気は良いです。

 

 表現が難しいのですが、木目の良く見える壁に、大きめのガラス戸がはまっているタイプのいわゆる凄く古い温泉旅館の雰囲気と言うか。

 また、門から見ると庭になってて、その周囲を囲むように木造の宿屋の建物が並ぶみたいな、殺人事件の起こるドラマの中でしか見たことのないような宿もいくつかあって、落ち着いた雰囲気も相まって良い感じの温泉宿だと思います。

 

 反面、車社会以前の風景がそのままなのか、とにかく道が狭くて、宿泊だと、結構離れた駐車場から、荷物を宿まで運ぶのが結構大変そうかもしれません。

 とりあえず、今回は、外湯として開放されている九番湯の渋大湯に入ってみました。

 

 お湯はちょっと色付きで、錆びた鉄のようなにおいがするタイプです。

 ただ、火傷するくらい熱かったので、死ぬほど水で埋めた方が良いと思います。

 

 湯舟はそこまで深くないので、蛇口を前回にすれば割と冷えます。

 お湯としては、ナトリウムよりらしく、気のせいかもしれませんが、翌日手の切り傷が治ったりしてました。

 

 ちなみに聖地扱いになっている金具屋さんですが、宿泊以外で、少しでも内を覗きたい場合は、前記の渋大湯の入場券を金具屋さんで購入すると、ちょっとだけ覗くことが出来ます。

 どうもアトラクションみたいな人気の温泉宿さんみたいなので、コロナがなくなったら宿泊で来てみたいですね。

 

 それ以外だと、入り口の左側から、外観だけを眺める感じになります。

 

まとめ

 一度猿を近くで見てみたいとか、結構歩きたいみたいなタイプにお勧めだと思います。

 今回は、地獄谷野猿公苑側の駐車場に止めて、渋温泉との間を徒歩で往復したのですが、活動量計の計測では、山道込みで10kmくらい歩いていました。

 

 なお、前記の通り、猿目当ての場合は、地獄谷野猿公苑の公式サイト等で、時期や時間をしっかり下調べしていった方が良いです。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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