この記事について
この記事は、「フレッツ光の回線終端装置を交換したらインターネットに繋がらなくなりました。」です。
どうもインターネットが切れまくるのでおかしいと思い、回線終端装置を交換しようとしたら、そもそも繋がらなくなったりしたので、その時の内容を自分用にメモしておきます。
レンタルルーターの設定画面で、「接続回線探索中」のまま数時間たっても画面が切り替わらないみたいな人向けです。
フレッツ光とは
フレッツ光とは、各社コラボに流れた都合で、ここ最近ほぼデフォルトと化している光インターネットのサービスですね。
利用者宅からインターネット網までの間をNTTが整備しているタイプのシステムです。
とりあえず、うちではそのマンションタイプを利用しているので、その前提で話します。
自宅の中で確認できるいわゆる宅内配線は、大昔にアナログ電話とかで使っていたメタル線の来ているモジュラージャックから普通のモジュラーケーブルを介して、ONUという回線終端装置に接続されます。
以前の機器は、この回線終端装置にルーターの機能が付いているものだったのですが、どうも生産中止になったらしく、交換で届いたものは、回線終端装置から通常のEtherケーブルを介して、レンタルのルータに接続されるというものです。
多分このONUは、電話線のアナログ信号をEtherケーブル用のデジタル信号に変換しているだけなので、そのままパソコンにつないだ場合は、大昔のADSLとかみたいに、パソコン側に接続ソフトが必要になる類のものの気がします。
実際のインターネット設定は、ONUの次に繋ぐルーターとかにする感じの構成です。
なお、このレンタルルーター部分は、おそらく市販のものでも良いのでしょうが、レンタルルーターには、通常の電話用のモジュラージャックがついているので、光電話を使っている場合は、こちらでいい気がします。
但しデフォルトでは、無線LAN機能が付いていないので、無線を使いたい場合は、結局下位に市販の無線LANルーターを接続する感じになると思います。
ちなみに、光電話なしのプランで契約してた時は、ルーターはレンタルしてもらえなかったので、市販のルーターをONUに接続していました。
ルーターの初期化が終わらない
というわけで、実際にぶつかった問題なのですが、レンタルルーター(RX-600MI)の初期化が終わらないというものでした。
前記の設定で接続した後、レンタルルーターの設定画面を開くのですが、ずっと「接続回線探索中」という画面が出たまま、数時間放置しても状況が変わりません。
仕方がないので、レンタルルーターのLEDを眺めていると、一定時間ごとにLEDの店頭が初期化されていて、再起動しているようです。
ネットワーク接続時に、強制的ににネットワークを検索して、自動設定が終わるまで一切の操作を受け付けないみたいなクソ動作は、IODATAのルーターでも見かけたのですが。
この状況だと、現在のルーターが把握している状況すら確認できないので、やめて欲しいのですが。
今回に至っては、画面に接続回線探索中の表示が出ている以外は、一切の操作を受けつけないため、どういう状況なのかすら調べることができず、マジで放置するしかありませんでした。
ONUが死んでた
とりあえず、ただの箱と化してしまったレンタルルーターは諦めて、ONUの方を調べると、どうもONUの方が死んでるようでした。
具体的には、マニュアルを見てると正常になっているLED状態と、異なるLEDの点灯状態になっているようです。
この記載も分かりずらく、私の環境ではそのLEDが点滅していたのですが、マニュアルの記載は点灯ならOKとなっており、適当に読み流すと普通に気づかないタイプの奴です。
赤とかで光らせてくれても良いのでは。
この場合の対応方法をみると、モジュラージャック側の接続を確認して再起動しろとありました。
とりあえず、やってみたのですが、治りませんでした。
この後もネットとかでいろいろ出てきた対策を色々やってみたのですが、全て空振りでした。
サポートセンターには、コロナ対策で係の人を派遣してもらうと8000円で1か月待ちとか言われました。
いや、もう緊急事態宣言解除されるんですけど。
仕方がないので、ソシャゲーの周回をしながらいろいろ試すことにしました。
なぜかというと、状況確認に使用した所持している別のルーターの設定変更が、1回ごとに再起動で3分くらいかかるためです。
結論としては、モジュラージャックの物理的な接続位置に明記されていない指定があるのが問題のようでした。
具体的には、うちの環境の壁についているモジュラージャックは、上下に1個づつで計2個あるタイプでした。
どうもこのうち、上側のモジュラージャックでしか、正常に通信ができないようなんですね。
前記の接続のまま、刺していたモジュラージャックを変えたら、普通に通信できるようになりました。
いや、普通こんなの分からないし、どこにも書いてないし。
レンタルルーターのIPv6設定
もう一点困ったのが、レンタルルーターのIPv6設定でした。
レンタルルーターのネットワーク設定項目を全部見ても、どこにもそんな設定がないんですね。
そもそも、接続先設定も全てIDとPASSWordの入力を求められるもので、どうも物理的に接続するだけで勝手につながるIPv6設定っぽい感じがありません。
ですが、一応IPv6でもつながるようです。
接続設定的には、どうやっても「接続先設定(IPv4 PPPoE)」というものしか作ることができないのですが、この設定をしてから外部の接続確認サイトで確認したところ、なぜかIPv6のIPoE方式で接続されているようです。
ちょっと気持ち悪いですが、単純な通信速度でも10Mくらい上がっていたので、今回はとりあえずこれで良いことにしました。
この構成の場合、ONUのEtherポートが100Baseなので、多分、どうあがいてもそれの最高速度以上にはならないんですよね。
100Baseなら100Mまで出るんじゃ、みたいな感じもしますが、どうも理論値らしく、昔windows系OS上で実測した範囲では、60Mくらいまでしか出なかった記憶がありました。
なので、これ以上は多分無理の気がします。
そもそものONUから集合端末までの間もメタル線で、光回線はそこからなので、そっち側の限界もこのくらいなんじゃないでしょうか。
まとめ
今回の機器の交換は、実際にインターネットの調子が悪くなったので依頼したものだったのですが、どうも今まで利用していたONUとルーターが一体型になってるタイプのものは、生産中止になるくらい古いもののようでした。
同じタイプを利用されている方は、交換すると快適になるかもしれませんね。
kuroneko
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