高速道路不使用で名古屋まで行けるか、実際に試してみました。

Heritage Castle Architecture Himeji  - Nick115 / Pixabay 旅行
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この記事について

 この記事は、『高速道路不使用で名古屋まで行けるか、実際に試してみました。』です。

 結論から言うと、移動が目的と化してしまうので辞めた方が良いと思いました。

 

発端

 車で東京から名古屋まで行くときって、普通は高速を使いますよね。

 ただ、年末や連休期間の高速は大体混んでいる上、休日割引が効かなかったりします。

 すると今度は、可能な限り高速を使わなかったりとかで行けないかみたいな発想になったりすると思います。

 そんなわけで、今回は、とりあえず高速なしで、適当にどこまで行けるか試してみる感じになりました。

 試したのは年末です。

 

経路

 経路的には、グーグルマップさんで検索した経路で行ってみることにします。

 これには理由があり、高速道路はクソ高いので避けたいのですが、地方の有料道路は別に大した値段ではないので、どちらかというと活用したいんですね。

 この設定ができるのが、なんとグーグルマップさんだけという理由でした。

 車搭載のナビは、とにかくなにがなんでも、最長距離で高速道路に乗せたがるのでヤバいと思います。

 そんなわけで出てきた経路がこちら。

 

 

 出発地点は、小田急の町田駅、到着地点はJRの名古屋駅で設定しています。

 表示では7時間42分、8時間くらいですかね。

 そんなわけでスタートです。

 

 

往路

 実際に走ってみると、明らかおかしいのが、津久井湖を経由している辺りです。

 この経路は、山を突っ切っていく感じになるので、当然道路はマリオカートのコースみたいになっています。

 っていうか、途中で以前に行った山奥のキャンプ場併設温泉を経由した時点で、おかしいと気付くべきでした。

 

 事前に想定していたルートは、小田原厚木道路経由で箱根を抜けていく感じだったのですが、よく確認しないで出たらあっという間に山の中でした。

 今から戻ると明らかに遅くなってしまうので、そのまま、道志村とか経由するやたら富士山が良く見えるルートを突っ走ります。

 途中なぜか山中湖とか経由していて、この辺りで既に帰りたくなりました。

 

 

 富士山の裾野を抜けると、沼津辺りでようやく当初想定していた国道1号線と合流します。

 この道は、無料の国道なのですが、車専用区間が物凄く快適で、見渡す限りまっすぐの道とかを、100kmくらいでぶっ飛ばしてる車とかがいる勢いでした。

 正直この区間は、空いていれば新東名じゃなくても良い気がしますね。 

 むろん、信号とかある普通の街路も経由しますので、高速ほど早くはないのですが。

 

 

 静岡~浜松くらいまでの国道1号線区間は、かなりの頻度でいわゆる道の駅も併設されており、本当に快適でびっくりしました。

 高速はちょっと怖い250cc~のバイクとかでも、かなり長距離移動できそうな感じの道ですね。

 愛知に入ると、さすがに混むわ、信号だらけになるので、この辺からは高速でもよい気がしますが。

 往路の結論としては、夜明け合わせで朝7時くらいに出て、夕方の19時くらいについたので、大体12時間くらいでしょうか。

 往路は有料区間0なので、通行料自体は0円です。

 

 グーグルマップさんの提示した時間とかなりずれがあるのですが、休憩したり渋滞してたりを含めても明らかに当初想定からずれがあるので、車移動を含んでしまうと、グーグルマップさんの精度はこんなものなんだと思います。

 特に愛知の手前くらいは、止まったまま動かないくらい渋滞してしまい、凄い困ってしまいました。

 後で調べると、高速道路側も渋滞していたようです。

 

 ところで国道1号線みたいに道が良いということは、ずっと真っすぐで止まらないという眠くなる道ということですので、休憩は結構多めにしたのですが。

 軽く寄った中で特に綺麗だったのは、潮見バイパスにある浜名湖辺りの道の駅の潮見坂というところだったでしょうか。

 ここは駐車すると浜辺まで歩いて行けたりします。

 

 

 この辺は、真っすぐの海岸線に沿って道路が作ってあるので、うまく表現できないのですが、車で走りながらでも視界一杯に広い海を含む景色が良く見えます。

 陽光を照り返すいわゆる海面のキラキラも結構きれいでした。

 

 

復路

 復路は、一応たどり着けたら軽く名古屋観光しておこうかなとか思っていたのですが。

 なんと、ちょうど年末ということで、名古屋城を始めとするいわゆる観光名所が、全てお休みという状態でした。

 まあ、出る前に調べればよかったのですが、そもそもたどり着けるかも微妙だったため、後の祭りに。

 しょうがないので、1泊してそのまま帰ることにしました。

 

 帰りは、さすがに全部とは言わないものの一部は、高速とか使っていく感じで出発します。

 行きの経験上、沼津(箱根前)くらいまでは、国道1号線が強すぎるので、昨日通過したばっかりの道を突っ走ります。

 そこからは、カーナビの有料ルートでリルートしなおして、山中城跡経由の国道1号線、箱根ターンパイクから小田原厚木道路で行く感じです。

 

 

 時間的には行きより長めの予想で8時間半ですね。

 

 箱根ターンパイクは、始めて通ったのですが、物凄い景色が良くてびっくりしました。

 箱根をいつもの裏側から見てるような感じなのですが、天気が良かったこともあり、とにかく山が近く見えたのが印象的だったでしょうか。

 箱根の大涌谷のロープウェイの駅まで見えたりして、箱根周辺でもこんなところがあったんだなって感じでした。

 まあ、道の方はそれなりにアップダウンが厳しく、カーブも多いので、暗くなってしまうと怖いですね。

 

 小田原厚木道路から先は、箱根に日帰り入浴できていた時と同じルートなので、割といつも通りの区間になります。

 復路の所要時間としては、朝7時くらいに出て、17時くらいには着いていたので、休憩込みで10時間くらいということになります。

 有料区間は、箱根以降で、2000円いかないくらいでした。

 帰りは休憩を減らしたのもあると思いますが、行きに比べたらかなり早かったですね。

 

 

まとめ

 まとめとしては、東京から名古屋まで高速なしでも行けると思いますが、渋滞状況によっては、大体10時間コースですって感じでしょうか。

 ドライブついでならありかもしれません。

 

 印象的だったのは、とにかく渋滞していない車専用道路の快適さでしょうか。

 都内の道路だとあり得ないのですが、みんなガンガン飛ばしていた都合で、下道とは思えないスピードで移動できるのは、完全に想像を超えていました。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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