リレーのマラソンに混ざってみた。・後半

Cat Cute Whiskers Micro  - aizhipian / Pixabay その他
aizhipian / Pixabay

 前半の続きです。

 今更逃亡する訳にもいかず、走ってる方を眺めたりしていたのですが、とにかく参加人数が物凄い数でした。コースはスタジアム内のトラックを一周して、スタジアム内のロビーを経由して、スタジアムの外周を回ってから、スタジアム内のトラックに戻ってくる感じなのですが、スタートしてもとにかく人が延々途切れないくらいはいます。トラック内は1週だけですから、普通ならあっという間にいなくなるはずなのですが、スタートしてからかなり経っても延々人がスタートし続けていました。しかも、みんなして、私が短距離を全力で走るより明らかに早いように見えます。

 そんなこんなで自分の番が回ってきてしまったので、とりあえず、たすきをもらって走ることになります。どうやらたすきにRFIDかなにかのセンサーが入っているらしく、大きな運動会の入場門のような形状のゲートをくぐることで、参加者全員の各ラップタイムが自動で計られるようです。それはそれとして、光景としては凄い数の参加者の中をそれぞれのペースで走る感じになるのですが、やっぱりみんなめちゃくちゃ早いです。ちょっと走り出しただけで片っ端から抜かれ、同じペースの人を見つけるのが困難なレベルでした。

 ついでに、どれくらいのペースで走れるのか全く分からないので、とりあえず走れなくなって止まってしまわないようになるくらいを調整しながら走ることにしたので、物凄い面倒くさかったです。高速の追い越され車線のごとく端によりながら片っ端から抜かれつつ走っていると、なんか給水コーナーみたいなのが見えました。良く分からないのでとりあえずコップは受け取ったのですが、移動しながらだと当然飲めず盛大に半分くらいこぼしてしまう感じになります。

 それでも、まだ中間地点くらいとかだったので、仕方がなくさらに走ることになります。当然既に足は痛いし、息はきついしで、このマラソンにこんなに参加者がいる理由は、やっぱり良く分かりませんでした。体で特に痛かったのは、意外にも足首の付け根の上側で、アキレス腱の反対側くらいです。

 理由は良く分からないのですが、普段使わない筋肉だからかもしれません。ちなみに走った直後は、ほぼ下半身全体がピリピリした鈍痛で、痛みはなかったのですが、ほとんど歩けなくなるくらい疲れました。無理に運動すると、どうなるのかをリアルに体験できたのはちょっと大きかったと思います。怪我をしなかったのも割と重要です。

 まあそんな感じで、とりあえず完走はできたのですが、タイムは一番早い方の倍くらいで、一緒に行った方の中では一番遅かったです。
 ただ、意外にも凄い走りやすい路面で、メチャクチャ安かった割にマラソン用の靴も動きやすく、予想よりは楽だった感じがします。割り当てが2回だったので、後半でもう一回走ったのですが、その時はペースが掴めたのかもう少し早くなりました。
 あまりお金をかけず、始めやすいスポーツという点ではありなのかもしれません。

 問題は、現在の住んでいるところが丘の家にあり、うちの周囲は坂だらけという点です。今回強く感じたのは、やはり走るなら絶対平地が良さそうな辺りです。気のせいかもしれませんが、疲れ方や、足への負担が全然違う気がします。
 具体的には傾斜がつくと、足の下ろし方を調整しながら走らないと、足を叩きつける感じになってしまうので、膝が痛くなりやすいのかもしれません。 

 ちなみに激しいビリビリ自体は、ちょっと休んでいれば治ります。しかし、翌日は下半身全体がほぼ激痛でした。二日後も節々の痛さが残るくらいで、わりと大変なことになっています。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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