口述試験の結果発表。

Notebook Pen Table Book Note  - Engin_Akyurt / Pixabay 弁理士
Engin_Akyurt / Pixabay

 今日は口述試験の結果発表日ですね。今年も合格率はほぼ100%だったのでしょうか。
 ちょっと良く分からないのですが、現時点での特許庁の口述受験者統計の254人に対して、合格者リストが255人になっているので、100%超えていたりします。
 某tani先生を始め、本当におめでとうございました。これから始まる地獄の実務修習も頑張ってください。

 ところで私の場合の短答、論文、口述共に合格した回の合格発表は、全部結果が最速で張り出される現地である特許庁には行きませんでした。頼もしい同期さんが内輪向けの場所に速報で合格番号を載せてくれたので、それで確認して、Webの公式発表で再度確認みたいな感じです。

 ・・・と言うのも、試験の結果発表は、最速で特許庁の掲示板に当日の朝に掲示されます。場所は、特許庁の正面から入って、右手に曲がった先で、銅像とかある辺りの掲示板です。確か特許の登録料納付かなんかを書面でやった時に、印紙を買ったり、書面を出した窓口のあった辺りだったような記憶がうっすらあります。

 つまり、見通しが良く、結構入った狭い場所なのです。当時特許庁は入り口で手荷物検査を受けないと入れず、ちょっと遠くから結果を見てダッシュで逃げたりはできないわけです。

 すると、どうなるかと言うと、偶然遭った知り合いと一緒に見たら、自分が落ちたのに知り合いだけ受かって気まずくなったりとかなんて言う危険性がかなり大きくなってきます。
 さらに結果は午後にはWebでも公開されるので、大体見る人は早朝の張り出される前後に殺到します。はっきり言って、交通事故よりは何らかの事故が発生する可能性が高いです。

 実際私も1,2回くらいは見に行ったことがあるのですが、周囲では泣いてる人はいるわ、どっかで見たような講師が早速今後の身の振り方とか相談を受けてたりするわ、ついでに自分は落ちてるわで、まさに地獄でした。

 とは言うものの、終わってから考えると、受かったときに見に行かなかったのは、ちょっともったいなかった気もしました。翌日とかにこっそり行けば良かったです。ちなみに最終合格すると、官報には氏名が乗ったりします。官報の内容は発行直後であれば、Webでも無償で内容を確認できるのですが、前後に見知った名前がゾロゾロいたりしてちょっと面白かったです。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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