最終合格発表があり、論文合格組の大多数は安堵された感じじゃないかと思います。
おめでとうございます。
ところで、合格するといきなりあちこちから合格祝賀会の連絡やお誘いが届いたりすると思います。普通は「なんであったこともない人や団体がいきなり祝賀会を開いてくれるんだろう」、みたいな感じになるので、今回はそのお話です。
合格祝賀会には大きく2系統があります。
1つ目は、弁理士会の会派さんが開いてくれる祝賀会です。2つ目は、弁理士の受験機関関係が開いてくれる祝賀会です。参加してみての感想から言えば、基本的には、どちらも特に参加する必要はありません。
特筆すべき点としてはどこも無料なので、全部行く、みたいな合格者さんもいて面白かったです。
まずは、弁理士会の会派さんが開いてくれる祝賀会について触れます。こちらは、基本的には会派の勧誘と、就活もしくは転活が開催されている目的になっていると思います。
弁理士会の会派さんは、参加している弁理士の人数が多いほど、弁理士会の会長を出しやすくなります。また、聞いた中では新しい人を入れないと、自分が雑用から解放されないとか言う悲しい話もありました。
就活については、会派さんによっては、入場の時にもらうバッジに自分の技術分野(電気・化学・機械)が色分けされていたりして、会場内で求人している事務所さんから声をかけられて、そのまま個別に事務所さんの説明を受けたりとかなり積極的にされているところもあります。実際ここで決まった方もいるので、就活、転活の予定が有る方は参加されてみても良いと思います。
また普段お話しできないようなかなり偉い先生が、普通に雑談に応じてくれるパターンもありますので、業界の話が知りたい、とか言う理由で参加するのもありだと思います。場合によっては、予備校でお世話になった先生がうっかり居たりする場合もありますので、その辺は注意が必要です。
次は弁理士の受験機関関係が開いてくれる祝賀会についてです。こちらは完全に、来年の予備校の広告資料向けのイベントです。受験生時代に合格者の集合写真みたいなのがついた講座の宣伝を見かけたことがあると思いますが、メインはあれです。他にも合格者の声みたいなのも、入口で渡される紙に書いて提出させられたりします。ちなみに、この集合写真の撮影は必須のようなので、顔が出たらいろいろまずい方は回避された方が無難です。
ただ、ゼミ等で仲間が集まるとか、講師の先生にお礼を言いたいとか言うパターンでは、参加されるのもありだと思います。基本的に講師の先生に会えるのは、これが最後の機会になる事も多いためです。また、会派系の祝賀会よりは、基本的に知り合いの集まりが良かったです。就活の空気も薄めなので、その辺がバレると現職上まずい方にもお勧めです。
私の時は、某Lのものは結構人を見かけたものの、某T系のものはかなり人集めに苦労されていたようでした。聞いた範囲では誰も行かなかった上に、そもそも、模試しか受けていないうちにまで祝賀会の招待状が来ていたので、苦労がしのばれます。
ちなみに会派さんの方は、大体受け付けは先着順になりますので、興味のある方は、早めに情報収集をして申し込んでみるのが良いと思います。私は某大きいどら焼きを頂ける会派さんのところが一番面白かったです。
kuroneko
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