結構な期間、週末は講義とゼミとか場合によっては答練とか、およそ人間らしさからほど遠い生活をしていたせいか、なかなか自発的に出かけるという意欲や習慣がなくなってしまった感じがしています。
とか言ってたところに、海外に行く話があったので乗せてもらうことにしました。
行き先はニュージランドで、大ざっぱに言うと日本と南極の間くらい、オーストラリアの隣くらいにあります。雰囲気としては、結構オーストラリアにも近いんじゃないかと思います。
気候は朝晩の温度差が大きいですが、基本的に大体暖かめです。但し、紫外線は強めなので、日本人は薄着でふらふらすると普通にやけどするので注意が必要です。
主な滞在先としては、クイーンズタウンとオークランドでした。一番の感想としては、日本やばくね?って言う辺りでしょうか。
と言うのも、現地のお店は軒並み17時には実際きっちり閉まってしまうのです。ある程度の例外はありますが、見た範囲では大多数がそんな感じでした。きっと、ほとんどの人は、しっかり仕事以外の部分も充実しているのではないでしょうか。
一方で、物価は日本より確実に高いです。と言うより、普通に通貨で購入できるもので、日本の国内で購入した場合より安いものはなにありませんでした。一応現地の普通のスーパーマーケットに行って一通り眺めてきたので、観光客向けのお店ではなかったと思います。例外はダイソーで、ほぼ同じくらいの値段だったのがちょっと面白かったです。
ちなみにビックマック指標は見てこなかったのですが、ビックマックセットも10ドルだったので、ちょっと高めくらいです。
それを裏付けるかのように、現地で働いている日本人もかなり多く、観光客向けの店ではほぼ確実に日本人がいます。中ではワーキングホリデーで働いてるんですよ、とか話しかけてきた小売店の若い人も居てかなりびっくりしました。
日本経済で、一般の給料を上げないと言う選択の影響は、内需をつぶしてしまっただけでなく、こんなところにも出ているのかもしれませんね。
後意外だったのは、予想よりも暮らしやすそうだった感じを受けたところでしょうか。びっくりしたのは、とりあえず、英単語が解れば大体最低限がどうにかなります。今回、いわゆる観光地とか、アクティビティは全スルーで、街中ばっかり歩いていたのですが、ヒアリングはともかく、ひとまず文字で書いてあれば、単語を調べたりでどうにかできます。疑問に思っても、スマホやタブレットさえあれば、大体ネットで調べられるので、まじめにやれば、もっといろいろできたんじゃないかと思います。
また、どこでもグーグルマップを開けるので、行きたい場所にも大体行けるというのも、非常に大きいと思います。
若い人は、ますます日本国内に住み続けるのがマストと言う時代ではなくなってきたのかもしれません。この部分は推測するしかないのですが、この物価で暮らせるという事は、収入の方もそれなりと言う前提にはなるのですが。
少なくとも、一昔前の日本で稼いで余生は海外で、と言うよりは、早めに海外でゆるく稼ぎながら余生も海外で、とかは意外に現実的なのかもしれません。
kuroneko
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