弁理士の能力担保研修について。

Notebook Pen Table Book Note  - Engin_Akyurt / Pixabay 付記試験
Engin_Akyurt / Pixabay

 今年も弁理士の能力担保研修の募集が始まったみたいですね。結構申込期間は短くて1/18までみたいなので、受講予定の方は急いだ方が良いかもしれません。

 ちなみにお値段は、初回20万円なのですが、なんと再履修は5万円で済むそうです。受験予備校とかの再受講に比べたら結構お得ですね。ここは、かつて予備校に大量のお布施をした身としては、さりげなく結構ポイント高い気がします。

 スケジュールは、平日コースと土曜コースとのようです。今回は恐怖の実務修習と違い、希望無しのチェックがあるので、さすがに一般企業に勤めているのに、なぜか平日が割り当てられて来たりとかはなさそうですね。

 但し受講条件に民法と民訴との前提知識が要求されるのは、例年と同じようです。申請フォームに広大なレポート欄がついており、かなり異様な見栄えになっていました。どうやら、弁理士会の方でやっている講座を申し込んでいない場合は、レポートをつけなければそもそも申請ができないんですね。
 ちなみに私の方は、一応民法・民事訴訟法に関する基礎研修(e-ラーニング)と言う条件を満たすので、とりあえずそのまま申し込んでみました。

 ところで凄いのが、軽く聞いて回った範囲での付記試験の人気のなさでしょうか。大体不要とか、資格を生かしている人をに会ったことがないとか散々の評価のようです。私自身も、仕事上で名乗っていたのは、「知財検定1級も持ってます」みたいな資格大好き弁理士さんくらいしか見かけたことがありませんし。

 とは言うものの弁理士試験自体からあまり時間を空けると、そちらの実務で使わない範囲の知識がどんどん飛んで行ってしまうのも事実ですよね。後でふと受講が必要になった場合には大変そうですし、結構悩みどころの気がします。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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