特定侵害訴訟代理試験向けのゼミに行ってきました

Notebook Pen Table Book Note  - Engin_Akyurt / Pixabay 付記試験
Engin_Akyurt / Pixabay

 特定侵害訴訟代理試験向けのゼミに行ってきました。結構な回数があり、その初回です。

 概要としてまず雰囲気としては、かなり予備校の講義に近いでしょうか。ゼミとは言うものの4、50人くらいが弁理士会館の1教室に集められて、一番前で講師が延々講義を進めます。

 今回は初回と言うこともあり、最初の方は、ゼミ自体の説明みたいな部分もあったのですが、内容としてはかなり濃いです。時間としては休憩を除いて、1時間半の講義が3つくらいなのですが、大体1日で1つの大まかな内容を全部消化するスケジュールらしく、分厚い講義資料を駆け足で飛ばしていきます。
 ちなみに初回は、特許関係の訴状や答弁書の内容で、この内容についてインプットとしては今回だけで終わりです。

 講師の方の印象としては、やはり某Lの某B講師が近いでしょうか。M講師ほどぶっ飛んではいないですが、講義内容に緩急をつけて、説明されるタイプです。ひたすら資料を棒読みと言うわけではなく、適度に分かりやすい事例を持ってくる感じです。
 あまりに手馴れていると思ったら、どうも担当されている某講師の方は、このゼミを始めて15年目らしく、ぶっちゃけそこらの予備校講師よりもプロでした。

 ・・・とは言うものの、ベースが民法民訴の基礎知識があるという前提なので、その辺で理解が怪しい単語があると、のっけから結構きついです。こればっかりは、熟練弁理士試験受験生とかでもあまり関係はない感じでしょうか。

 とりあえず、今回大きかったのがどうやら実際の付記の試験は、穴埋め問題とかも出るらしいと言うのを知った辺りでしょうか。基本弁理士試験みたいに頭から論文を書きなぐるタイプだとばっかり思っていたので、ちょっと意外です。
 また、とりあえず特許系については、判例とか趣旨丸暗記の要素も近年はかなり大きいらしく、こちらも結構きつそうです。

○勉強計画
 1.~4/21
 ・今回のレジュメの復習
 ・能担研修の1冊目の通読(特許のところ)

 2.~5/13
 ・民法の基礎研修のテキストの復習

 能力担保研修もあるので、すんなりは行かなそうですね。
 ちなみに見知った顔的には某MさんとSさんくらいでした。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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