特定侵害訴訟代理試験向けのゼミに行ってきました(その7)。

Notebook Pen Table Book Note  - Engin_Akyurt / Pixabay 付記試験
Engin_Akyurt / Pixabay

7回目の特定侵害訴訟代理試験向けのゼミに行ってきました。今回はいよいよ参照なしでの答練です。ぶっちゃけまだ無理な感じがひしひしします。

 ・・・ってわけで、受けたのですが、やっぱりめちゃくちゃ無理でした。勉強量が少ないのか、範囲が広すぎるのか、過去問や講義内容からちょっとでもずれると、普通に初見問題になってしまうのがつらいですね。
 今回も、なぜか仮処分の訴状とか出てきて、知らんわーって感じでした。って言うか、請求の趣旨の正解がめっちゃ具体的過ぎてびっくりしました。

 そして追い打ちをかけるように、前回の民訴の答練の結果が返却されたのですが、こちらがもっとヤバイ感じでした。前回までは資料参照と非参照は任意だったのですが、非参照者でも合格点を取ってる人が2、3割くらいの人数がいる一方で、参照者のほうはなんと0人。

 わたしは参照者側だったのですが、参照者側の平均点にもギリ届かないレベルでした。やはり小問は、勉強量(範囲?)と実力がはっきり出る感じなんでしょうか。反面、大問は、とりあえず被告の言い分を引き写しまくれば、あまり点差が開かないみたいな感じがします。

 今回特に大事だと思った点は、原告特許と被告製品との構成要件を分節してあげる場合は、原告特許に対比できる形で被告製品も上げないと駄目と言う辺りでしょうか。原告特許は特許公報で示されてるので確定しているのですが、大体被告製品は良く分からない感じになっています。この辺は、被告製品説明書から持ってくるのですが、構成要件の名称が違うものになっているので、まずどれがどこか当てはめる必要が出てきます。
 このような場合は、まず被告製品側で原告特許のどこに当たるのかが比較的当てはめ易いところから当てはめて、残りを悩むのが良さそうでした。また、残った部分は、被告特許の分節内の名詞で、どれがどれに当たるのかを細かく対応させると何を書いたら良いのかうっすら解る感じがします。

 具体的には、今回は先になんとなくで分節して、当てはめのところまで書いたのですが、当てはめの元になる原告特許に対応する被告製品の表現がなくて、分節箇所を書き直す羽目になりました・・・。とりあえずのやっつけで分節したら駄目ですね。

○勉強計画:
 ●前提
 ・次回のゼミまでは3週間とちょっと(9/11)
 ・間に能担保研修とか、各種イベントとかで週末はあんまり
 ・とりあえず民法民訴がツライ、キツイ

 ●なるべくやる(~8/20)
 ・今回のゼミレジュメ復習(x3回)
 ・大問の特許以外範囲回のレジュメ復習(4,5回)
 ・大問の特許以外範囲の過去問の残り(H25~H27)
 ・大問の特許以外範囲の暗記事項回し

 ●できたらやる(~9/11)
 ・民法民訴回のゼミテキストの演習問題再確認(3回、6回、7回)
 ・民法民訴のEL復習
  次回のゼミが約3週間後
  講習が(民訴7回+民法7回)X3時間
   =早送りで良いので、二日で1回ペースか
 ・民法民訴の講義演習(追加のELできた奴、事前課題あり)
 ・民法民訴の小問の過去問(H26~)論点再確認

 民法民訴のEL復習は、時間が凄いかかるので、できれば最後の手段にしたい・・・。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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