弁理士試験の予備校の授業の選び方について。

Notebook Pen Table Book Note  - Engin_Akyurt / Pixabay 弁理士
Engin_Akyurt / Pixabay

 先日、今年も口述試験の結果が発表されましたね。合格者の方は本当におめでとうございます。そして、これからの地獄の実務修習もがんばってください。

 ところで、弁理士試験の予備校関係の講座は、大体指導される講師の方によって、大まかに流派があったりします。うちの場合は、某Lだったので、有名どころでは、S講師、N講師、M講師流派辺りでしょうか。ノリとしては、亀仙流、鶴仙流みたいな感じです。

 とりあえず、合格するまではどの流派でも自分に合った流派を選べば良いと思うのですが、実は合格後になると結構話が変わってきたりします。ここで冒頭の話に戻るのですが、雑に分けると、合格後はもうお客さんではないのでさようならになる講師の方と、合格後も年1または2くらいで、決起集会やら忘年会やらの飲み会があって、OB、OGが集まったりする講師の方が居ます。

 直近で連絡を頂いた流派でも、今年も10人以上が合格したらしく、新たにネット上で緩く繋がったりして、飲み会とかするようです。合格人数200人台で10人以上合格って、合格者中で物凄い割合の気がするのですが。

 このため、合格後に、知財系の情報収集やら、転職とかの予定がある方は、この手の合格後もなんかやる流派に混ざっておくと便利だと思います。合格してしまうと、なかなか利害関係の薄いコミュニティを探すのは大変でしょうしね。例の能力担保研修絡みの時も、ゼミに行ったらちょっと前にこの手の流派飲みで会った人に再開したりしましたし。

 じゃあ、どんな予備校の授業を取れば、合格後もなんかやる流派に紛れ込めるのかと言う話になります。
 前記の合格したらさようならになる講師の傾向としては、講師の方自身に悪気があるわけでは当然なく、固定の弟子が少ないので、そもそもその手のコミュニティが維持できないという問題の印象を受けます。

 都合で狙うなら、前記のような有名講師の授業です。うちの場合は、某M講師関係の集まりに行ったことがあるのですが、結構な数の方が参加していました。正直、かなりいろんな人がいて面白かったです。

 ここでは、入門講座のうちから既に飲み会があって、そこにOBOGが襲撃をかけたりしてくる感じのものもやっています。1度参加するとリストに載って、以後結構声をかけてもらえる感じのようです。某M講師も大体確実に参加されます。

 どっかに混ざりたいけど、たくさん人がいすぎるのもキツイ、と言う方は、どこかの小規模なゼミに紛れ込むのがお勧めです。わたしの頃のLでは、秋ゼミと言われる秋くらいからのゼミでも、合格者で飲み会をやったりしている流派が一応あります。

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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