別所温泉に行きました。今回は、がっつり宿泊で観光というわけではなく、日帰りでふらっと寄る感じです。別所温泉とは、長野にある例の台風でしなの電鉄の橋が崩落したとかで話題になったところですね。あの路線の終点が別所温泉になります。
ちなみにあの橋自体は、現在も復旧しておらず、あの区間のみは不通なのですが、それ以外の路線は、臨時のバスで接続されています。
観光的には、とりあえず北向観音に行きました。北向きといえば、北枕もあり不吉な感じがするので、ちょっと珍しいネーミングかもしれませんね。あちこちの情報を読む限り、この辺りが栄えた発端は、この神社のようです。敷地自体はは、割とこじんまりした感じですが、門前のお土産店や、出店もあり、雰囲気は、結構にぎわっていました。他には、でっかい木や、凄い高いところにある建物とかもあります。
安楽寺と、常楽寺とは、北向観音に合わせて作られた感じのお寺のようでした。禅寺らしく、華美な装飾こそないのですが、静かでめっちゃ寒い山奥ということもあり、雰囲気は、結構よかったです。どちらも敷地内にかなりたくさんのお墓があり、いまでも結構な信仰を集めているようです。
温泉関係としては、温泉街の規模の割には、たくさんの外湯が解放されていて、結構いい感じだと思います。ちなみに外湯とは、宿泊とかしなくても日帰りで温泉が利用できるタイプの温泉です。ここでは、石湯、大師湯、大湯の3か所がありました。利用料は、どこも150円で、回数券とかも売ってました。ただ、今回は、源泉かけ流しのせいか、かなりお湯が熱いという話を聞いたので、前を通っただけになっています。どこも建物は、結構雰囲気が出ているところでした。
実際に利用した温泉は、相染閣とかいう日帰り温泉でした。入場料500円なのに、かけ流し温泉で、お湯は、ほんのり硫黄のにおいがしたりします。結構贅沢ですね。お風呂は、室内と室外に1個づつあり、水風呂がない以外は、いい感じでした。ちなみに、外出可能なので、散策前にお風呂に入って、散策後にさらにお風呂に入ったりすることもできます。
お昼は、適当に歩いていたら普通の民家にしか見えないようなお店(そば久さん)でやっている蕎麦屋さんで、お蕎麦を食べてみました。信州といったら蕎麦ですしね。注文は、普通のかけそばを頼んだのですが、ものすごい量のお蕎麦に、付け合わせの山菜、ネギ、天かすがついてきて、結構お得な感じだったです。味としては、凄い細いのに結構歯ごたえがあり、おいしかったですね。
全体的な感想としては、温泉街というほど開発されてはいないのですが、相当伝統がある寺社と一体になっており、信州の山々がよく見える景色とかは結構強いと思います。また、山奥の田舎のものすごい静かな雰囲気もあって、ゆっくりお風呂に入りに行くという目的では結構よいところの気がします。台風被害や、電車の断線で割と存続の危機らしいので、これからも頑張って欲しいです。
kuroneko
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