FF7Rの体験版を遊んでみました。FF7Rは、物凄い昔にPlaystaionで発売されたFinalfantasyVIIのリメイク版ですね。FFの他のナンバリングタイトルのリメイクみたいなちょっと高解像度版にしましたとか、ちょっと追加ダンジョンを追加しましたとかレベルとは話がちょっと違い、今回は、ほぼフルリメイクのようです。
PS4さえ持っていれば、現在ストアから無料ダウンロードできます。プレイ時間は約1時間くらいでしょうか。結論から言うと、ファーストインプレッション的には、かなりダメでした。
全体の雰囲気としては、かなり以前出た映画版に寄っている感じでしょうか。とりあえず、キャラ回りの個人的な感想では、クラウドの声の人が悪役イメージなので、あの演じ方だと違和感バリバリです。後、バレットが死ぬほどうざいです。オマエ、そんなキャラだっけ。
その他のキャラは、基本的に冒頭しか付き合わないキャラのような記憶がうっすらありますが、名前がことごとくFF14のガーロンドワークス関係のNPCと同じため、当時よりは親近感がありますね、
戦闘周りは、原作が完全なコマンド入力型RPGだったはずなのに、かなり雑なアクションになっています。雑というのは、ニーアのように最近のアクションRPGは、プレイヤーが適当入力しても、かなり補正を入れて楽しく遊べるようになっています。具体的には、相当雑に攻撃ボタンを押しても、敵に当たってダメージを与えられるように補正してくれます。逆に敵が攻撃しても、かなり雑にでも回避ボタンを押せば、攻撃を回避してくれたりみたいな感じです。
一方で本作は、遊んだ範囲ではそういうアシストが一切なく、ガチのアクションバトルになっています。まあ、これだけなら、練習すれば楽しめるのかもですが。最大の問題は、プレイ感があまり考慮されていないのか、どうすればうまく敵を倒せるのかが、しばらく遊んでいてもさっぱり分からない点でしょうか。これは、非常につまらないです。
具体的には、戦闘シーンは移動シーンからシームレスに始まるのですが、その都合で、かなり複雑な地形の隅っこに敵が居たり、敵との間に邪魔な障害物が大量にあったりします。立体的な壁の向こうから延々遠距離攻撃されていて、どこに敵がいるのか全然分からなかったり、視認性の悪い真っ黒な通路から突っ走ってきた敵にいきなりぶん殴られたりします。一方で、こちらのアクションは、見た目のモーション準拠の当たり判定しかなく、敵が素早く動くと、アビリティ技でさえスカったりします。敵の挙動が、いつ攻撃スタンスなのか、いつ防御スタンスなのか良く分からないので非常に攻撃防御がしづらいんですね。そんな感じでぶっちゃけ、アクションシーンとしては、プレイしていて全く面白くありません。
ちなみに、ノーマルで遊んでみたのですが、戦闘バランスとしてもかなり破綻しており、一応ゲームオーバーにはならずクリアはできたのですが、ほぼ全ての回復アイテムを使い切り、最後はケアルの連打で乗り切ったみたいな感じでした。とにかく、戦闘は、いつどのような攻撃なら許容されるのかが非常に分かりづらく、序盤からあれだと、とてもクリアできる気がしません。
演出的にかなり強調されていた点としては、クラウドが過去にかかわる言動をするごとに、本人にも違和感が出ているような感じになっています。これは、多分、原作ではあまりに唐突だった終盤展開へのフォローなのではないでしょうか。果たして今作では、ちゃんとメインストーリーが理解できるようにリメイクされているとよいのですが。
そんなわけで、購入予定の方は、ちょっと遊んでみても良いかもしれませんね。
kuroneko
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