鼻から胃カメラしたら死ぬほど辛かった

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Engin_Akyurt / Pixabay

この記事について

 この記事は、『鼻から胃カメラしたら死ぬほど辛かった』です。

 なんか、健康診断で興味本位で胃カメラをつけてみたら、結論から言うと、死ぬほど辛かったので、この悲しみを忘れないようにめもしておこうと思います。

 

胃カメラとは

 胃カメラとは、鼻とか口から線を十二指腸くらいまで突っ込んで、中を見る検査ですね。

 線は、いわゆる光ファイバーの原理を応用していて、実際には、先端にカメラはなく細いタイプになるようです。

 

 名前も内視鏡という検査項目になり、体内で空気を出したりもできるのですが、実際にぶっこまれてみると、体感ではまだかなり太い感じがします。

 状況的には、出来心でうっかり健康診断でバリウム検査の代わりにセットにつけてみたり、別の検査で引っかかってされたりみたいな感じだと思います。

 

 ちなみに完全麻酔の口から入れるタイプは、以前やったことがあるのですが、今回のものは、全身麻酔なしで鼻から入れるやつです。

 メリットとしては、全身麻酔みたいに寝てしまうものではないので、短時間で終わるのと、局部麻酔なので事故も少ないみたいな感じでしょうか。

 また、全身麻酔がないせいか、費用は、口からより安いです。

 

前準備

 前準備的には、まず鼻から鼻を麻痺させる系の麻酔と、口から胃の泡を抑える薬みたいなのを処置されます。

 鼻の麻酔は、鼻に直接なにか液体を流し込まれるのですが、麻酔の割に異様に刺激があり、この時点ですでに不安になります。

 

 処置室に案内されると、今度は気体状の喉の麻酔をスプレーで処置されます。

 これまたかなり刺激の強いもので、ますます不安になってきますね。

 

 この時点で、鼻と口の中の感覚がほぼなくなります。

 全部終わったら、横向きでベッドに寝かされました。

 状況としては、寝かされたまま体を抑えるつけられるような感じで、ものすごく不安になります。

 

挿入

 準備ができると、鼻から線が突っ込まれます。

 これがもういきなり辛く、鼻の奥の口側につながっている狭いところに、線が入れられる感じになります。

 

 私の場合は、最初に試された右が狭すぎて入らないみたいなことを言われ、、左から指しなおされたりしました。

 両方狭い人とかは、無理やり突っ込む感じになるんですかね・・・。

 

 違和感的には、喉のあたりもかなり辛く、一旦咳き込んでしまったら地獄のようになると思います。

 それでも線はそのままかなりのスピードでガンガン突っ込まれていき、なんかお腹の中にかなり嫌な違和感がある状態が延々続きます。

 

 ちなみに、検査中は唾を飲み込んでしまうと、線をつかんで大変なことになるせいか、嚥下禁止で、ひたすら唾は垂れ流してくださいみたいな指示が出ます。

 また、かなり辛いのが、胃の中で折り返している経路がある時は、当然壁に内視鏡の線が当たり、違和感がマックスになります。

 

 当然体的には、吐き出そうとするので吐き気が凄いのですが、もうめちゃくちゃ体の奥まで入っているので、当然吐き出すことができないので、されるがままになります。

 ちょうど最近、メイドインアビスのアニメで、レグがファプタから口からなんか突っ込まれる攻撃を受けたりしてた時に、目から涙、口から唾液を延々垂れ流していたシーンを見たのですが、正直もうまるきりあんな感じに近いです。

 

 なんか漫画とかで、ボコボコにぶん殴られた人がぶっ倒れたりしているシーンなんかも割りと近いと思います。

 多分人間は、耐えられないなにかを喰らい続けると、あんな感じになる生き物です。

 

 最終的には、一番奥の十二指腸くらいまで突っ込まれるのですが、これで終わりではなく、戻りながら、また空気を入れたりしながら撮影とかされるので、かなり辛い感じになります。

 突っ込んでる医者の人が、カメラの映像を見ながら観光ガイドのように色々説明してくれるのですが、辛すぎて当然全く頭に入ってこない状態です。

 

 しかも、やたら楽しそうだったので、この人ドSなのでは。

 全部の撮影が終わると、やっと線を抜いてくれます。

 

 鼻からの場合だと、とにかく鼻水が止まらなくなり、しかも、無理やり入れているので、ものすごい鼻血になります。

 多分鼻の奥がどっか切れていますね。

 お腹の中も、しばらくは違和感が消えずに、メンタル的なものかもしれませんが、当然気持ち悪いので、かなりフラフラになりました。

 

検査後

 検査後は、医者の人が、検査中に撮った写真を見せながら、やはり色々解説してくれます。

 正直、既に意識も体調もボロボロの状態で、あまり意味はわからなかったのですが、お腹の中を写真で見れるのは結構面白いとは思いました。

 まあ実際は、光のフィードバックを画像にしているだけで、直接撮影している訳ではないので、イメージ画像になるのでしょうが。

 単純な感想でいえば、結構きれいな気がしますね。

 

 なお、局部麻酔も結構残るので、検査終了後30分くらいは、飲食禁止になります。

 実際に口の奥あたりは、ほぼ完全に感触がなくなるので、正常にいわゆる嚥下ができなくなりますね。

 

まとめ

 胃カメラは、鼻からのタイプだと、内視鏡でもかなり辛くて痛くて、不快感がヤバいと思いました。

 特に、目と口から液体を垂れ流す時間が延々と続くみたいなのは、なかなか日常生活ではないと思います。

 

 何度かやれば慣れるのかもしれませんが、どっちかって言えば、麻酔で申し込んで寝ている間に終わる口からの方が良いですね・・・。

 

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kuroneko

とある企業の知財部で働く一応弁理士です。 国内特許系メインの日々の業務とか、試験対策ネタとか書いています。 受験時代は某L社系列の某B,M講師をメインに習っていました。 Copyright (C) 2010 - 2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
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