この記事について
この記事は、『大腸カメラは事前準備が死ぬほど大変でした。』です。
結構ポイントがあった感じなので、次回の自分用にめもしておこうと思います。
大腸カメラとは
そもそもの大腸カメラとは、大腸内視鏡検査ともいわれる検査ですね。
お尻からカメラを盲腸くらいまで入れて、内臓の様子とかを撮影したりする検査です。
私の場合は、ちょっと前に急性盲腸っぽいので緊急入院する羽目になったので、その予後確認と、ポリーブがあったので、ついでに見てもらうみたいな感じでした。
確かに健康診断のたびにポリーブがどうとか言われていたので、ついでにお願いすることにしました。
なお、ポリーブがある場合は、事前署名書類の麻酔用の他に、ポリーブがあったら切っても良いです。みたいな承諾書があります。
まあ、後述しますが、この判定をするときって、患者は意識がないからですかね。
前日
前日は、当日消化器に繊維質が溜まらないように、結構厳しい食事制限があります。
結構だるいのですが、失敗してお金だけ取られてもなあみたいな感じもあって、結構ちゃんとやりました。
とはいうものの、今回は、結構簡単で、薬局で売られている朝昼晩3食用の検査食みたいなのを、2000円くらいで買ってきています。
3食なら結構安い気もしますね。
これを食べて、他に何も食べなければOKなわけですね。
これなしだと、結構細かく食べてよいものとダメなものが分かれているので、かなり面倒くさいことになると思います。
最悪無難に行くなら3食おかゆとか。
検査食の方は、箱を開けてみると、レトルトパックが5つ入っています。
1つが朝ごはんようで、残りの4つがそれぞれ2つづつお昼と夕食用です。
味の方は、予想外にちゃんと味付けがしてあって、下手したら普段の食事より美味しい感じでした。
さすがにご飯系は、全部おかゆだったのですけど、朝のたまご雑炊ぽいのとか、明らかに普段より豪華ですね。
夕食も、トマトシチューみたいなのに、ちょっとしたハンバーグみたいなのが入っていてどう考えても美味しいです。
普段あんまり食べてないのもあって、量的にも十分でしたね。
当日事前準備
そんな訳で前日は、まあ乗り切ったのですが、問題は当日の事前準備でした。
当日は、病院に行く前に、消化器官の中をからっぽにする必要があります。
まずは、消化器官内の泡消し用の錠剤を呑むのですが、これはまあいいです。
問題は、その後。
350mlペットボトルみたいなのに入った、物凄い強力な下剤みたいのを、飲むんですね。
この下剤みたいなのが、物凄い味が濃いレモンジュースみたいな感じで、滅茶苦茶不味いのです・・・。
ペットボトルは2本あって、最低でも1本半飲んでくださいとのことだったのですが。
マズ過ぎて、半分くらい飲んだ時点でもう全部捨てたいレベルです。
ちょっとずつ飲む必要があるので、おそらく飲みすぎないようにマズくしてあったのだとは思いますが。
いくらなんでも辛すぎます。
飲み方は、10分くらいかけてペットボトルの四分の一くらい飲むのが1回分で、直後に同量の水を飲むの繰り返しです。
都合で結構早起きしないと、検査時間までに間に合わない上、上記のまずさという地獄でした。
また、ある程度飲むと、飲んだ分がそのまま直後に出てくる感じになるので、トイレとの往復になります。
てかもう、トイレで飲んだ方が早いレベル。
ただ、便秘気味の人とかは、たまにやるとお腹の中がきれいになるのでアリなのかもですね。
大腸カメラ
そんな感じでボロボロになりながら、飲み終わると病院へ移動になります。
この際も、大腸カメラ時に麻酔を使う都合で、自動車、バイク、自転車等不可です。
名前が呼ばれると、お尻側が空いている検査着に着替えて、割とおなじみになってしまった点滴用の針が刺されて、血液検査をされます。
終わったら、大腸カメラ用の機材のある部屋に連れていかれて寝かされます。
大腸カメラ用の部屋は、手術室のようになっており、周囲にバイタル確認用の機器、中央に手術台のようなものがあります。
手術台には、いわゆる回復体位のような感じで寝かされます。
準備が終わると、前述の点滴用の針から麻酔薬が流され、意識が飛びます。
なんかもうこれ本当に一瞬で寝てしまうので、各家庭に1台あれば、寝不足とかこの世から根絶されるのではないでしょうか。
結構欲しいです。
この後は、ほぼ何も感じなくなってしまうので、健康診断の時の地獄の鼻から胃カメラのような辛さは一切なかったですね。
まあ、まじめに考えると、そのまま死んだりみたいなパターンもあるわけで、逆に怖いのかもしれませんが。
術後
術後は、私の場合は、そのまま入院になりました。
なんか結局ポリーブを取ったようで、事前に説明の合った通り、術後確認のため、一泊二日の入院ですね。
都合で、可能ならうちみたいに連休にぶつけると安心かもしれません。
なお、入院期間は、取ったポリーブの数によるようです。
病室に案内されたのですが、なんと1カ月くらい前に入院した同じ病室の同じベッドとかで、偶然にもほどがありました。
周囲の人も入れ替わっていたので、そこまで重症の人はいない病室のようですね。
例の病院ということは、またネットが爆速ということで、今度は、ちゃんと設定を確認してきた自宅のPS5でリモートプレイとかしてました。
仕事しても良かったのですが、麻酔のせいかかなり眠く、気力がなかったんですね。
一晩泊まって、翌朝のレントゲンと血液検査で炎症とかがないこと、自覚症状の痛みもないことみたいな条件に合格すると、おかゆの朝食を頂いて退院になります。
後は、病院にもよるのかもしれませんが、うちの場合は、当日夜に担当の先生が現れて、大腸カメラの写真を見せてくれました。
内視鏡にライトでもついているのか、カラーだったんですけど、なんか結構きれいな色でしたね。
それであそこは大丈夫とか、ここ切りましたとか教えてくれます。
そういえば、今回は、ベッド運が悪く、隣の老害が酷い人で、夜は全然寝れませんでした。
というのも、スマホのメッセンジャー系アプリの通知を、マナーにしていないので、夜中だろうとなんだろうと爆音で響き渡るんですよね。
また、体を動かすとき、ほぼすべての動作にどっこいしょ、誰も話しかけてないのにかなり大きい声で独り言を言うとかいう、昔の職場のクソトップみたいな感じで最悪でした。
二晩泊まることになってたら、多分素で怒鳴り込んでたと思います。
なお、切除されたポリーブは、病理診断されるので、次回の通院で癌とか癌じゃないかとかを聞くことになります。
最悪ポリーブを見かけたら、全部これで取っておけば、大腸がんが悪化する確率はかなり下がるような気もするので、可能ならやっておいても良いかもですね。
まとめ
大腸カメラは、時間とお金の都合さえつけば、1回くらいはやっておいても良いんじゃないかと思いました。
健康って観点だと結構大事そうですし。
うちの場合は、もう入院3回目になる勝手知ったる病院だったので、下剤を飲むところ以外は結構楽でしたね。
ただ、下剤の味だけは、水みたいにして欲しいです・・・。
kuroneko
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